
札幌のエフェクターボード製作屋、ヘルニアエフェクトボードデザイン根尾です。
6月9日はロックの日ですね、多分。ロックなジョニーデップの誕生日でもあります。
タブーを犯すのもロックということにして、今回はこれは入れたい、是非とも、というエフェクターが出てきましたので私のボードのお話です。
悶々としつつも『入れたい』が勝り、『横向き設置』という自分の中のタブーを犯しtc electronic / polytune 2 mini には横になってもらいました。すまぬ。
HNEBD デモボード ARMOR/PS-2NB、現在はこんな感じになっています。
歪みを Suhr / eclipse に変更してから使い勝手、音質、音色がバンドにぴったりでようやく完成、超満足ーと浮かれて安心していたわけですが、これはぜひとも入れたい、というエフェクターが現れまして。
それが Suhr / eclipse の左隣、Organic Sounds / CHRONOS です。
eclipse の各チャンネルのブースターとしても有効なのですが、単体の音色がものすごく好みで eclipse ではない歪みが欲しい時に主に使用しております。
この音色に感動しまして Organic Sounds さんの販売代理店をさせていただくことになりました。
北海道でも実際に実機を試せる機会を企画、構想を現在練っております。詳しくは機種が揃い次第、あらためてのご案内となりますが現段階では CHRONOS、HERCULES をお試しいただけます。気になる方はお気軽にお問い合わせください。
HERCULES はグギャ!っとくるバイト感、喰いつきがとんでもなく、どちらも後日メルマガでご紹介予定です。
左側面です。
tc electronic / polytune 2 mini が遠くに見えますが、横向き。長いこと使っていますが、横向きにしたのは今回初めてです。
隙間でかさ上げして BOSS / WL-60 に触れず、Suhr / eclipse のプラグを上でかわす高さでこちらも触れず、やや強引にギリギリ設置しています。
右側面です。
ボリュームペダルは操作時に支障のないようにエフェクター群とは可能な限り隙間をあけています。
これは過去に一度歪みエフェクター ON 時、スッと音量が下がる不可解な現象があり、何、何、ナニー!?とパニくったわけですが、わかってしまえばなんてことない、エフェクター ON と同時にボリュームペダルにも足が当たってしまって少しペダルが上がってしまっており。
ボリュームペダルは上がって音量が下がる、文章にすると不思議ですが、そういうものですので、音量を絞る操作を無意識にしてしまった事故、ということですね。
この角度からは見えない部分の説明ですが、実体験に基づく製作手法、がモットーですので、本番での致命的な実体験に基づき距離を置きました…。
背面です。
画像からの最終的な OUTPUT は strymon / FLINT ですが、実際はここから画像にはない UNIVERSAL AUDIO / Del-Verb に接続、その位置は VOODOO LAB / PEDAL POWER 2 PLUS の上。
電源はパワーサプライの裏のコンセントから AC アダプターで供給。
ボードに入る隙間がなくとも、セッティングに多少時間がかかっても、対ノイズ面に支障がなければどうしても組み込みたい、そういう良いモノとの新たな出会いがあるのもエフェクターの魅力のひとつかと思います。
ノイズの影響がなくて音の好みがハマると位置的にアレでも抗えない時もあります。パワーサプライにコンセント口があるラッキーも手伝っていますが。
それもまたロックということで。
★ 2022年に製作させていただきましたギタリスト高橋 克 様のエフェクターボードを 「こちら祇園二丁目濱田製作所 様」にてご紹介いただきました。ありがとうございます。HELL NEAR EFFECT BOARD DESIGN 製のエフェクターボードの音がご本人様の演奏で聴けます。
★ 過去製作は Instagram に載せておりますのでチェックしていただけると嬉しいです。
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『全都道府県に製作実績を』を今後の目標にしておりますので、日本全国よりご相談、製作のご依頼、心よりお待ちしております。フォローしていただけると大変嬉しいです。よろしくお願いいたします。