
札幌のエフェクターボード製作屋、ヘルニアエフェクトボードデザイン根尾です。
洞爺湖近辺に行くとちょいちょい遠くの山の頂上に巨大な建物が見えるんですよね。ずっと気になっていて、あれは幻なんじゃないか、という見え方で。
先日、なんのあてもなく走っていたら洞爺湖を一周しており、そろそろ帰るかと札幌に向かう途中、そのホテルこっち、的な看板があり。せっかくなので行ってみようと。
道を曲がるとけっこうな急坂で対向車来たらヤバい木々深い森の細い山道をクネクネ。開けた道路に出て左に曲がると山を登っている感じはさほどなくとも5合目、8合目と登ってるっぽい表示。登り切った先にそのホテルが本当にありました(当たり前)。
駐車場からは洞爺湖、反対側では雲海も見れて次元の違うとんでもない絶景スポット。いつか泊まってみたいなーってなりました。
さて、Area 8 Board 用にオーダーしておりましたカスタムボードが上がってきましたので今回はそのお話を。
こんなことできますか?というこちらの要望はすべてご対応いただけてなんとフレキシブル、やはり好きだ、一番、アルモア!となりました。
過去一小さいアルモアでボードのみの重量は 2.4kg とかなり軽いです。ボードの色を FRP 一色ではなく多色でオーダーしています。通常、正面右下につく”ARMOR” プレートはセンターにしてもらいました。
外観は天板がブラック、底面をグレー、裏板と側面はオレンジに。某バイクメーカーのコーポレートカラーをイメージしています。
最初は側面をブラック、天面をオレンジにしようと思っておりましたが楽屋など、立てて並べて置いていてもすぐわかるように側面の色はブラックじゃない方がいいかとオレンジに。まぁ、サイズ的にすぐわかるのですが。
持ち手はブラックな部分が多い PS-0 シリーズと同じ “124” でオーダー。
ちなみに PS-1、2、3 シリーズの持ち手は “122” という品番です。カスタムオーダーでは持ち手のセレクトも可能です。
エフェクター設置面はライトグレーです。
設置のエフェクターの色にハマりそうだな、と色指定。淡い、ノスタルジックなグレーです。
今回は 4 色ですが、全部の面で色を変えることも可能です。
FRP のカラーバリエーションは 14 色あります。色味の組み合わせは色々考えましたが、全面を変えるとなんとなくジョンペトルーシのピカソギター、またはルービックキューブっぽくも見えておもしろかったです。
最後に市販のアルモアとのサイズ比較です。かなり小さいです。現在出張中のプロトタイプからの移設が楽しみです。
カスタムオーダーはサイズだけでなく、いろいろカスタムできる部分も実はある、というお話でした。
★ おまけ ★
これだったのか、と謎がとけた一日でした。往復 312.1km。
★ 2022年に製作させていただきましたギタリスト高橋 克 様のエフェクターボードを 「こちら祇園二丁目濱田製作所 様」にてご紹介いただきました。ありがとうございます。HELL NEAR EFFECT BOARD DESIGN 製のエフェクターボードの音がご本人様の演奏で聴けます。
★ 過去製作は Instagram に載せておりますのでチェックしていただけると嬉しいです。
→Instagramはこちら
『全都道府県に製作実績を』を今後の目標にしておりますので、日本全国よりご相談、製作のご依頼、心よりお待ちしております。フォローしていただけると大変嬉しいです。よろしくお願いいたします。