こんにちわ、ヘルニアエフェクトボードデザイン根尾です。
pedaltrain nano+ のデモボードを製作しました。移動は楽にしたいけどワウは通常サイズが良い、そんな場合のセッティングです。
以前、crybaby mini をミニボード内に入れていたこともあるのですが、どうしてもブーツでの演奏の場合はワウからヒールが落ちてしまうので、やはりある程度のサイズ感は欲しいなーと思っておりました。
ちなみに crybaby mini、スニーカーなら全く問題ありません。
接続順は見たまんまですが、
Budda / Budda Wah (ワウ)
↓
tc electronic / polytune2 mini (チューナー)
↓
KLON / KTR (オーバードライブ / ブースター)
↓
Paul Cochrane / Timmy (オーバードライブ)
↓
JHS Pedals / Haunting Mids (ミッドブースター)
↓
Strymon / FLINT (リバーブ / トレモロ)
パワーサプライは裏側に仕込んだ CAJ / POWER BLOCKS シリーズです。この場合、ワウは電池です。
ワウは大きい方のデモボードから取り外してきました。
ボードに固定する便利なアイテム、EWS / Wah Board Special を使用していますが、外置きの時はマジックテープが訳のわからないゴミを引き寄せてしまうことがあるので元のパネルに戻して使用します。
ちなみにWah Board Special、Buddacrybaby typeを使用しています。
移動時、ワウペダルはギターケースのポケットに入れて運ぶのですが、なんでか異常に重く感じるんですよね。謎。
このサイズのボードでも多種多様に活躍してくれるのが KLON / KTR です。
OFF でバッファー、ブースター、ドライブを抑えたクリーンブースター、メインのオーバードライブと、セッティング次第で幅広いメイキングが可能です。
歪みが2つある場合、メインの歪みとブースターの役割を入れ替えることで歪みの質感もかなり変わってきますので、曲に合わせて変えてみたり、好みの音色を探してみたりとかなり楽しめる部分でもあります。
あまり一般的ではないかなりクセのあるギターを使いたい場合にちょっとまともな音に近付けることができる、そんな使用方法が可能なエフェクターでもあるなと思います。
ハイが痛すぎるギターとか、フルアコをロックでバキバキに使いたい場合の音質補正に激しくナイス、そんな使い方もアリ、というペダルですね。そんな時は常時 ON です。
小さいボードでもいろんな音が欲しい場合、1台に2種内蔵でしかも使い勝手が楽、というペダルはとても重宝します。
まさに FLINT はそのとおりのペダルで、右を踏めばリバーブ、左を踏めばトレモロ、同時がけも単体がけも可能、操作の迷いようがないペダルです。本当に好きですね、コレ。
と、こんな感じです。