こんにちわ、ヘルニアエフェクトボードデザイン根尾です。
今回は性能的にも機能的にもルックス的にも激しくナイスなパワーサプライ、strymon / Zuma R300とOjai R30で、前々から試してみたかったことをやってみました。
横入れ、横出しのZuma R300はpedaltrain向けの感がありますが、ボードに入れる場合はこんなハメ方もアリかと思います。
コレです。
サイズ的には大き過ぎず、小さくないZuma R300ですが、供給できる個数は5個と少なめです。
側面端子 (DC端子は左、電源コードは右)、両サイドにあるっていうのはpedaltrainの場合はボードの裏側のスキマに設置する場合がほとんどなので、この手のモノに限るって感じなんですが、平面のボードに組み込む場合にはあまり嬉しくない位置なんですよね。
Zuma R300のエフェクター供給個数の5個縛りとなると、ボードに対してサプライがデカ過ぎる…気がする。
なら Ojai R30 でいいじゃないかとなるんですが、こっちはこっちで電源アダプターの中継がちょっと巨大なんですよね。
スペースを有効活用し、なおかつ平面ボードでも使いやすい端子前出しにもできないかなーと思いついたのが、今回のスタック式です。
Zuma R300はOjai R30とリンクすることで、供給個数が倍の10個になります。
しかも、そのうちの3個は9V、12V、18Vから選べます。ヤバいですね。
しかもノイズが少ない。というかほとんど気になりません。
アナログとデジタルのエフェクターを同じパワーサプライから電源を取ると、エフェクターの組み合わせや電源を取る端子の位置によって、キーーーとかキョーーーとかモーーーっていう高かったり低かったりするノイズが出ることもありますが、完全にアイソレートされたパワーサプライはその心配がありません。
そして、完全にアイソレートされたパワーサプライは重いという印象でしたが、strymonのはかなり軽量です。
Zuma R300、Ojai R30を組み合わせることで、両方のいいとこ取りできますね。
電源後ろ出し、端子前出し、9個まで供給可能なstrymon / Zuma 一台で色々解決はするのですが、日本では現在も未発売なんですよね…。
ロゴが逆さになるのを許せたら電源コードを外向きに出せるのでアレなんだけどなー。