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エフェクターボード、アルモアにサイズオーダー

札幌のエフェクターボード製作屋、ヘルニアエフェクトボードデザイン根尾です。

キウイは頭とケツだけ噛みちぎったら全部食べる派なんですが、ルビーレッドキウイは食べてる途中は絶対に見ちゃダメなカラーリングとなり事故直後の私を思い出しました。トラウマ。でもおいしい。

さて、今回はタイトルのとおり、アルモアにエフェクターボードのサイズをオーダーしての製作でした。

タイミングにもよると思いますが、見積り依頼をお願いして、図面とお返事いただいたのが約2時間後、その速さに驚きました。正式にオーダーかけてからのボードの納期は約1ヶ月ちょっと、さすがです。

さっそくこちらです。

単体で見ても、あ、アルモアだね、となりますが、実は見た目に違いがあります。

そしてこちらのボード、中身もバッキバキに完成しているのですがそれはまた別の機会に。

カスタムオーダー

レイアウト図を描いて設定したボードサイズは  610(W) x 380(D) x 95(H)。

エフェクタージャストに攻めて可能な限り小さくできる、カスタムオーダーならではのメリットですね。デメリットは値段がぐっと高くなる点くらいでしょうか。

私的には万が一寸法間違うとうちの在庫になってしまうという恐怖もありますがそれもまたよしですので基本、メリットしかありませんということです。ハンドルやキャッチロック、コーナーなどの基本仕様は PS シリーズと一緒です。

今回は既製品をベースにしてサイズのみオーダー、という感じですね。

内寸、高さの話

レギュラーの PS-1,2,3 の C 品番は内寸、高さが 90mm なんですよね。

比較的新しく巨大な PS-0C は 110mm、いきなり2cm 増し。で、巨大。

NB 品番は坂になっていますので内寸、高さは 84~105mm。

かさ上げしたい肝心のパワーサプライのところが C 品番よりも低くなるのが難点。わずか 6mm でもその差はデカいんです。

ここが製作のキモなんですが、内寸、高さのみを見ると 90mm はかさ上げの縛りが多め、110cm もあるとさすがに余るところの方が多い、押し付けられるのはダメでも少しはフタ裏のスポンジに触れてなんとなく守って欲しい。わがまま。

で、この中間がパルスの 10mm なんですよね。

バリバリかさ上げが必要という場合にはパルスをおすすめしている理由がこれです。

そんな打ち合わせもあった中、ご依頼主様も私と同様、激しめのアルモアファンということでサイズオーダーで、となったわけですね。本当にありがとうございました。

個人的にですが、エフェクターボードは薄めで横長、この形状が美しいと思うもので。

今回の必要なかさ上げで当たっちゃうな、と感じるところがあったので内寸、高さ 5mm だけ上げていいですか?とお願いし、仕様を決めていきました。

余談ですが、Fender / American Vintage シリーズが 2012年にリニューアルした時、ハードケースも薄くリニューアルしてかっこよかったんですよ。薄めで横長はなんでもかっこいい。

そして製作を終えた今、全部の内寸高さ 95mm なら超いいのにな、マジで。と思っています。

見た目の違い、わかりますか?

左が既製品、ARMOR / PS-2NB、右が ARMOR オーダー品です。

既製品(C品番)より厚みを追加していても当然 NB 品番よりは薄い。かっこいい。

こう見るとわかりやすいかと思いますが、基本エフェクターボードをサイズオーダーするとこの右の形状になります。

既製品(左)のアルモア特有の斜めの加工がないんですね。

この斜め加工は C 品番だと塀のような縁となり、NB 品番だと塀はなくとも斜めにそっての坂になる、オーダー品はそのどちらでもない、フラットなボード面になるわけですね。

そのフラットなボードがこちらです、と言いたかったのですが製作前のボード面の写真をうっかり撮っておらず、今回はなしです。まったいらな NB 品番のボードをイマジンしてください。

ボード面は既製品 C 品番のカーフレザーではなく、NB品番の FRP、外観はブラックですが、中のエフェクター設置面の FRP は別色でカラーオーダー、という激しくナイスな仕様をご指定いただきました。

そしてこの斜め加工、オーダーでもできなくはないのですが、同サイズで 10個からなら OK、とのことでした。

機械の設定を変えなくてはいけないため、最小ロットが10個からと決まっているそうです。納得です。

パルスと形状は似ていますが、ボード外観の FRP の質感が違います。

さらに画像左側、移動時に置く時の足が金属、パルスのPECはゴム足です。

そしてなんと言っても ARMOR のメタルネームプレート、当然ですがきちんと付いています。製作完成品のため、うちの HNEBD ピックも貼り付け済みです。

斜め加工の塀も安心感があったりはするのですが、エフェクター設置面はフルフラットの方が使用できる部分の縛りはなくなります。

NB 品番で坂になると奥のエフェクターは多少踏みやすくはなりますが、かさ上げほどではなく。足首硬いとワウは若干踏みにくい、それらのない、両方のいいとこどりになったと思います。

そして何よりかさ上げの自由度が上がる製作のしやすさがフルフラットにはあります。

完全に組み込みラインナップが決まっている場合はエフェクターボードのサイズオーダーで攻めてみる、というのも良いと思います。

究極の完全に自分だけのフルオーダー仕様、こだわりの極地ですね。

久米田 純 様、ご依頼本当にありがとうございました!

★ お知らせ ★

2023年 5月から製作後にプレゼントさせていただいているロゴステッカーが新しくなりました。

2022年に製作させていただきましたギタリスト高橋 克 様のエフェクターボードを「こちら祇園二丁目濱田製作所 様」にてご紹介いただきました。ありがとうございます。

HELL NEAR EFFECT BOARD DESIGN 製のエフェクターボードの音がご本人様の演奏で聴けます。

続・エフェクターボー道 Vol.45

 

過去製作は Instagram に載せていますのでチェックしていただけると嬉しいです。
→Instagramはこちら

根尾悠のヘルニアエフェクトボードデザイン

 

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