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スタック式パワーサプライでボード製作

こんにちわ、ヘルニアエフェクトボードデザイン根尾です。

すっかり雪が積もったり、半端に溶けたりの変な天気が続いたもので道路が冷凍イカみたいになってるのですが、この感じの時が一番怖いんですよね。車も徒歩も。

冬になるとバイクもキャンプもしばらくおあずけってのが北海道のアレなとこですね…。

はい、先週のスタック式パワーサプライを使用したサンプルボードを作ってみました。

コレです。

ボードは ARMOR / PS-3C です。市販のアルモアの中では一番小さいサイズですね。

ペダル7個でパワーサプライはスタック式ですので、strymon / Zuma R300 の下にstrymon / Ojai R30 が入っています。

この中のペダルの必要な電力を全てまかなえるパワーサプライのおかげで、ACアダプターもなくサプライ本体も軽いので全体的な軽量化につながっています。

接続順はこんな感じです

・JHS Pedals / COLOUR BOX □18V

・xotic / Ep-booster □ 18V

・tc electronic / polytune2 mini ■9V

・Paul Cochrane / Timmy ■9V

・OKKO / KING KRUNCH ■9V

・MXR / phase 90 ■9V

・strymon / FLINT ■9V

この中のJHSペダルズのカラーボックスの電源は18Vのみ。エキゾチックのEpブースターは9~18Vまで対応しています。

残りのエフェクターは9Vです。

これまで12V、18V、専用ACアダプターが必要な時はパワーサプライにコンセント口のあるタイプをおすすめしていました。

xotic / Ep-booster のような9~18Vに対応しているペダルはボルテージダブラー、選択肢としてパワーサプライの9V端子を2個使用する二股DCケーブルなんかもありましたが、軽くて9、12、18Vも取れるstrymon / Zuma R300 & Ojai R30はナイスですね。

デメリットはちょっと予算が上がってしまうところにありますが、軽くて良いモノって色々ちょっと高いもんですよね?

軽くて良い、これまたキャンプ用品に似ておりますが、小さくたためて軽量&頑丈みたいなモノは同じ用途のモノでも高いんですよね。

特にイス。

ヘリノックスのサンセットチェアなんて1.5kgないくらいの重量で耐荷重145kgですからね。で、すごい小さくなる。欲しい。

店頭で販売されている折りたたまれたサイズは本当にコレがあのイスなのか?と目を疑うほどのコンパクトさですからね。欲しい。

でも今のイスから買い替えないのは、移動時の積み方でなんとかなってるからってのも使い方やボードの組み込み方でなんとかなってたり、なんとかしてたりってとこに似てますね。

話がそれましたが、まぁそんな感じです。

コンパクトボードの設置例

コンパクトなボードにする時の例として、使う前と使った後に画像の左上のように一本だけDCケーブルの抜き差しが必要になったりすることもあります。

移動時や収納時にはサプライ側からのDCケーブルだけを抜き、ボード内に逃します。

電源ケーブルもボード中央付近から出ていますが、抜き差しに支障ない感じにしています。

この部分が先週のロゴが逆になるのが気にならなければ問題なく収まるってとこですね。(パワーサプライの右左を逆に設置すると電源ケーブルの抜き差しだけでOKになります)

スタック時でのパワーサプライの放熱具合はどんなものかを調査して、結果によってスタック時の高さを変更しようという目的もあったので電源入れてしばらくの間放置していましたが、ほとんど熱を持つことなく問題なしでした。うーん、すごい。

Zuma R300のDC端子は左側から簡単に抜き差しできるので、ボード外のエフェクターに供給することも手軽にできます。

使ったり使わなかったりなエフェクターや、ワウだけ外に出して使いたい時とか、そんな時にも有効なサプライだと思います。

根尾悠のヘルニアエフェクトボードデザインはこちら

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