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最近のボード製作【ボードとパワーサプライ編】

ヘルニアエフェクトボードデザイン根尾です。

 

今回は最近の製作例をご紹介したいと思います。札幌市のS様のエフェクターボードを製作させていただきました。

スイッチャーありの大きめなボードは、製作も完成後のチェックもやり応えがあるので、やはり楽しいですね。

エフェクター単体や組み合わせた時の印象の違いなど、色々な発見があって毎回本当にありがとうございます!という感じです。

全体画像がこちらです。

逆から見るとこうなります。

エフェクターボードはPULSE

今回使用したエフェクターボードはPULSE / EC07です。

ARMORよりも内寸の高さがあるので、背の高いエフェクターのかさ上げが必要な場合でもかなり柔軟に対応できるボードです。

PULSE (ECシリーズ)のボード面のマジックテープ(メス)はかなり強力に喰いつくので、重くて大きいエフェクターでもまずズレない安心感、安定感があります。

その反面、ペダル側のマジックテープ(オス)の量を間違うと剥がせないくらいになる危険性もあるので、試される方はちょっと少なめから貼っていくのがおすすめです。

時間が経つと接着強度が増す感じもありますので、何事もさじ加減が大事です。

スタック式パワーサプライ

以前のメルマガで書いていた「スタック式パワーサプライ」を導入いただきました。

パッと見、strymon / Zuma R300しか見えませんが、この下にはstrymon / Ojai R30が隠れています。

今回のかさ上げの土台は木材です。

9V、12V、18Vからボルト数を選べる端子は合計3つあります。

FREE THE TONE / ARC-53M(スイッチャー)は12Vですので、こちらは固定。

xotic / Ep-boosterに18V、こちらもほぼ固定予定ですので、ボルト数変更スイッチが何かの拍子にズレたりしないように下のOjai R30側から電源供給しています。

FREEDMAN / BE-ODは9V~18V対応。

他のエフェクターと入れ替えもあるかもしれない、という事なので、切替えがしやすいように
上のZuma R300側からの電源供給となっています。

strymonのパワーサプライは色々なケースに対応できるので、やはり良いですね。音質はもちろん、アナログ、デジタル問わずノイズの少なさも魅力です。

ACアダプター不要

ボルト数を変更できるサプライは多くの場合「ACアダプターが不要」になります。ACアダプターが必要ないってのは結構なメリットなんです。

■ボードの軽量化
最近のACアダプターは軽いモノもありますが、DCケーブル一本の重量で済むわけです。

■スペースのコンパクト化
ACアダプターのコードに負荷がかからないようにするには、ある程度のスペースが必要です。タイトなボードの場合、エフェクターに干渉するから場所を変えたり…と言った縛りから解放されます。ACアダプター自体、場所取ることも少なくないですからね。

■余ったコードの隠し場所いらず
ACアダプターの余ったコードは小さく束ねて隠し場所を作ってきましたが、場所によってはノイズが乗ったりするんですよね。

このノイズ場所のチェック作業がなくなる、というのは製作側のアレですが、見た目もスマートになるので本当にナイス、ということです。

…製作側のアレ、隠し場所とノイズ場所チェック時の仮組み。実際はこんな感じでやってます。

余ったコードに負荷がかかりにくく、高さを出さないように巻くとこうなります。仮組みの場所でノイズに影響があった場合は、巻きからやり直しになるわけです。

このチェックは万が一に備えて自分の同じACアダプターで行っています。ノイズに影響がなければ、実際使用するACアダプターでもう一度同じように巻いています。

この作業がないと納期も短くなりますね(笑)

■ボードの高さが足りない場合
パワーサプライの背が高いと保管時、移動時はACアダプターを抜かないとフタが閉まらない場合があります。この抜き差しの手間が省けるのも良いですが外した時のACアダプターを固定するスペースの確保が不要になる、コレですね。

と、良いこと尽くめですね。色んな意味で。

ちょっと長くなってしまったので、続きは次回書きますー。

根尾悠のヘルニアエフェクトボードデザイン

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