ヘルニアエフェクトボードデザイン根尾です。
最近、フライパンがダメになったので念願の鉄のフライパンを買いました。
シーズニングしてて思ったのですが、めちゃくちゃ油ハネて危険だな、コレと。匂いも激しいし煙も出るしで完全に屋外でやりたい気分になりました。
その後も使う度に台所がなかなかな油地獄になるってのが難でしたが、ようやく少し落ち着いてきて一安心。鉄のフライパンに関するブログや動画はだーいぶ前から見ていましたが、そこについて説明してるのってなかったので新たな発見でした。でもたいがいなんでも美味しくなるってのは本当、感動です。
さて、今回は最新の製作からご紹介したいと思います。
こちらですー。
以前、『かさ上げをしないかっこいいボード』というご依頼をいただきました。(→記事はこちら)
東京都の Y.T 様より、前回のメインボードに続いて、ご自宅用のサブボードを製作させていただきました。最終的な打ち合わせではこのようなレイアウトでした。
現物が届いてから「こっちの方が良いかも」と再度並べ変えた画像をご確認いただいて、最初の画像の strymon / MINI switch も手前にくるカタチになりました。
ベースから
↓
■ FREE THE TONE / JB-21 / INPUT (外側)
■ FREE THE TONE / JB-21 / INPUT (内側)
↓
■ Fender / DOWNTOWN EXPRESS
・TUNER OUT → ■ BOSS / TU-3
↓
■ strymon / FLINT
・EXP → ■ strymon / MINI switch
・LEFT OUT
↓
■ FREE THE TONE / JB-21 / OUTPUT (内側)
■ FREE THE TONE / JB-21 / OUTPUT (外側)
↓
アンプへ
エフェクターは2つ、他にはチューナー、オプションのミニスイッチと構成はすごくシンプルなのですが、Fender / DOWNTOWN EXPRESS には、
・コンプレッサー
・オーバードライブ
・イコライザー
で3種類、
strymon / FLINT には
・リバーブ
・トレモロ
の2種類、
合計5種類のエフェクターを個別で使用できます。
さらに strymon / MINI switch を追加していますのでFLINT の設定は、
・本体つまみのとおりのセッティング
・MINI switch に記憶したセッティング
の2種類がつくれて瞬時に切り替えが可能です。便利なうえにスイッチ本体サイズが小さくてナイス。
またこのミニスイッチ、本体設定の保存(フェイバリット機能)の他、TAPスイッチにもできるのであると便利なモノですね。その切り替え方法も独特な裏技感があって strymon は隠しコマンドがおもしろいです。
外見はまったく同じプラグなのですが、FLINT – MINI switch 間はステレオプラグ。一見わかりませんが TRS ケーブルを製作しています。
後ろから見るとこんな感じです。
極力自然にコンパクトにケーブルを流して山脈をイメージしてみました。
Y.T 様、今回も製作のご依頼、本当にありがとうございました!