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マジックテープのカットは案外けっこう難しい – ペダルトレイン編

札幌のエフェクターボード製作屋、ヘルニアエフェクトボードデザイン根尾です。

先日、携帯で読める小説を初めて買って読んでみたのですが読み終わった後、なぜかイライラ。これは私には合わんな、慣れるもんなのか。やはり紙、文庫本サイズが良いですね。

さて、今回は現在製作中のペダルトレインからのお話をひとつ。

以前にも何度か書いておりますが、マジックテープのカットって地味にけっこう難しいんです。体力勝負と言いますか。

とくにマジックテープ(メス)は大変

見てのとおり、と言えるほど詳細が画像に映らないのでアレですが、マジックテープってわりと厚みがあります。この厚みがネックでマジックテープ(メス)は表面がモハモハしてるんですよね。

定規で上からモハモハの向きを合わせて押し潰してからジリジリとズラしていき、カットしたいラインに合わせます。

モハモハの向きがあっていないと力を入れていても右へ左へフラフラとズレます。合わせたい逆斜め上から潰すようなイメージでいくとすんなり言うことを聞いてくれます。

そこからカットするまで、完全に押し潰した状態をキープしておかなければいけません。

以前、マジックテープは表面、裏面、どちらで切りますか?というお問い合わせをいただいたことがあります。

裏面から切ると全体がズレやすくなりますので、表面から切るのがおすすめです。

そして綺麗な切り口に仕上げるためにはカッターひと引きで切らなくてはいけません。

この間、定規はわりと全力で押しておかないと簡単にズレますし、カッター側に力を入れ過ぎると定規がズレるので力加減にコツがいります。

力をさほど入れずにまっすぐ切るのは、カッターの切れ味がカバーしてくれるのでカッターの刃は怪しいなとなったら刃には申し訳ありませんが早い段階でパキっと折って切れ味キープで仕上がりを重視した方が良いと思います。

マジックテープ(オス)の方がわりと楽

マジックテープ(オス)は硬いので潰さず、正確には潰せず、しっかり上下を合わせてあげてしっかり押さえていればまっすぐいけます。

このしっかり、が曲者でけっこう体力勝負なところがあります。私の場合。休み休みやらないと下がフニャッと逃げてわずかにズレちゃうんですよ。

マジックテープはカットすると、切り口からメスのモハモハ、オスはカチカチな黒いゴミがけっこう出ます。貼る前には必ず切り口のモハモハ、カチカチのゴミを完全に落としてから貼っていきます。

隙間なくまっすぐ貼るとボードがハダカの状態でもモハモハ具合が出ますね。

エッジは鋭い

マジックテープの切り口はエッジが鋭くなるのでよく手が当たるペダルトレインの外周にはマジックテープのミミ側を使用しています。反対のミミは切り落とします。文字にすると怖いですが。

さらに角の部分は丸く切り落とします。

ペダルトレインのエフェクター設置面の角っこは少し下に落ちくぼんでいるんですよね。

ミミ部分には粘着性がありませんので、カットして尖ったままのミミだと触った時にひっかかって痛いですし、その部分から浮いてきがちになります。

長年この状態が続くと端っこから徐々に丸まって剥がれてくるのでミミの角が出ないように、角は必ず丸めます。

ジャストで貼る

マジックテープは足りな過ぎず、絶対にハミ出さず、がポイントです。

ハミ出てると粘着面が表に出ることになりますから、足元で使うモノゆえ細かいホコリや髪の毛がついてきちゃったりするんですよね。

それが蓄積されると静電気を帯びて音がボヤけたり、ノイズの原因になったりもしますのでここは激しく重要です。

そんなこんなで長年、使ってきたカッターマット、そろそろ限界だなー、とか独り言を言ってるとその後に iPh●ne で Amaz●n なんかを見るとなぜかトップにカッターマットが出てきてたりするんですよね。

聞かれてるのか。

■HNEBD 地獄通信 -お知らせ-

★ 2022年に製作させていただきましたギタリスト高橋 克 様のエフェクターボードを「こちら祇園二丁目濱田製作所 様」にてご紹介いただきました。ありがとうございます。HELL NEAR EFFECT BOARD DESIGN 製のエフェクターボードの音がご本人様の演奏で聴けます。

 

★ 過去製作は Instagram に載せていますのでチェックしていただけると嬉しいです。
→Instagramはこちら

根尾悠のヘルニアエフェクトボードデザイン

 

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