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トゥルーバイパスの罠

ヘルニアエフェクトボードデザイン根尾です。

今回は「そういえばこんなことがありました」とお客様からお知らせいただいた内容からです。ご協力ありがとうございます!

実は私のところでも複数のエフェクターをとっかえひっかえしている時にたまにやらかすミスなので、もしかすると皆さんも経験のあることかもしれません。

エフェクターがかからない!

お客様のメールの内容は、、、

セッティング後、アンプから音は出るんだけど素の音しか出ない。よくよくシールドの接続状況を見ると、

・ボードのINからアンプへ
・ボードのアウトにギターから

になっていて逆にするとあっさり解決!バンドで大笑いした。

ということです(笑)

音は出るから一瞬パニック

トゥルーバイパスではないエフェクターが1つでもあると、間違って逆に接続していると音は出ないので「なんか変だ」とわかるわけですが、全部トゥルーバイパスでエフェクターがOFFになっていればとりあえずアンプからの音は出てしまうんですよね。

対策案として

ケーブルが多い現場ですとなかなか大変なことってあると思うんです。そういう時はシールドにケーブルスリーブを被せて使う場所を色で分ける、というのが1つの手です。

もともと色付きのケーブルだとそのケーブル限定になってしまいますが、今使ってるケーブルでなんとかしたい!という場合はこんな方法でも製作しています。

カラーバリエーションもあるのでカスタマイズ感も楽しめます。

他の人とカブりにくいので、出演者が多いステージでハケる時に忘れてもすぐわかるメリットもありますよ(私だ)。

結局、電気

挿し間違いにご用心!というお話ですが、この仕様を逆手にとって万が一パワーサプライが本番で飛んだ場合に備えて全部トゥルーバイパスのエフェクターで揃えてる、、というガチガチ現場感覚のお客様にお会いしたこともあります。

ま、停電だったら結局アンプも落ちるから意味ないんだけどね、と笑ったものです。

おまけ

以下、全然関係ないのですが、近くで見れば見るほど逆立ちしてくれるトンボに先日出会いました。逆つながり、ということで合わせて掲載してみたいと思います。

一体どういうつもりなの?としばらく眺めていましたが、この後、バランスを崩したのかトト、トトトトトっとステージのギリギリ淵までフラフラ歩いてそのままどっかへ飛んで行きました。謎。

その後、歩いてると草むらにやたらと巨大に太ったアリみたいなのがいたんですよ。それがまた輝くメタリックブルーで。

特徴そのままで検索したらツチハンミョウという虫でした。あわせて記事に書かれていた生態がおもしろくて不思議な虫もいるもんだなぁ、見れてラッキーと思いました。

このツチハンミョウ。写真は撮りましたが虫が苦手な方にはなかなかな姿をされているので載せません(まったく関係ないし)。

万が一気になった方も、検索するときは閲覧注意でお願いします。

西岡公園、うちからはちょっと遠いですがお気に入りです。

根尾悠のヘルニアエフェクトボードデザイン

 

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