山脇オサムです。
夜中にむしょ〜〜〜に食べたくなる「世界の山ちゃん」。
なんとか家で作れないもんかね、しかし!!!
音を滑らかに繋げて演奏する「レガート奏法」というテクニックがあります。
ピッキングをほとんど使わずに、プリングとハンマリングとスライドで演奏する奏法です。
文字通り「音を滑らかに繋げる」にはもちろん効果的な奏法なんですけど、もう1つの大きな役割として「フレーズのスピードアップ」があります。
ピッキングを減らすことで運指側のスピードを落とすことなく演奏できるんですね。
これをフルピッキングでやるとどうしてもピッキング側のスピードが遅くなるので、当然フレーズ全体のスピードも遅くなります。
まぁフルピッキングの速弾きなんて超絶難しいですけどね。クールな顔して弾いてても心の中では(キェ〜!!!)って叫びまくってますから。
で、そんなレガート奏法をこれでもかと炸裂している動画がこちら。
スタイル的には好き嫌いが別れるところですけど、テクニック的にはすんごいですよね。
ずっと見てるとピアノ弾いてるように見えてくるっていうミラクルが僕の脳内で起きてます。
音がすごくなめらか~に繋がってますよね。これがレガートのサウンドです。やっぱりピッキングメインのフレーズとはニュアンスが違いますよね。
滑らかに繋がってるんですけど、それって逆に言うと「休符が作りにくい」ということでもあるんです。
休符の使い方は好みの問題ですけど、休符促進委員会相談役の僕としてはもっと休符が欲しいところです。
トム・クワイルというギタリストのレガート奏法、ポイントは右手です。
レガート部分ではピッキングと同じくらい指弾きも使ってるんです。
弦を行ったり来たりするフレーズが多いのでそう弾いてるんだと思うんですけど、指弾きってピックを使うよりアタック感がないので、サウンド的にず~っとレガートで繋がってるように聞こえます。
アタックの強いピッキングだと、レガートの中にも「パリッ」とした部分がもっと出てくるんですけどね。
レガートはハッタリも効かせやすいのでオススメです。