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コードを押さえる時のチェックポイント

山脇オサムです。

「弦が斜めになってない?」

5弦ルートのCシェイプとか押さえるのがちょっと難しいコードって、「もう何をどうしたらいいのか分からない!」という感じになりますよね。

この指をこうやったらこっちの指がこうなるし、こっちの指をこうやったらそっちの指がこうなるしって。

そういう時に頭に入れておくと1つの基準として役に立つものがあります。

それは、コードをぐっと握りこんだ時に弦が上下に動かないか?ということです。

こんな感じ。

微妙にチョーキングされていないか?ということですね。

コードって指板と弦に対して垂直に力を入れて押さえるとキレイに鳴ってきます。

指を垂直にして押さえるということではなくて、垂直に力を入れるという感じですね。これは基本コードもそうですし難しいコードでもそうです。

斜めから押さえてしまうと力が横に分散するのでしっかり押さえられないですし、当然力を入れると斜めの方向に弦がずれてしまいます。

隣り合った弦にも触れて鳴らなくなってしまいますし。

だからコードの形を作ってぐっと力を入れた時に弦がフラットな状態になっているようにすると大筋間違っていない、ということなんです。

これがいい感じの押さえ方です。

「爪の管理がめちゃ重要」

ここを意識してみると、親指の位置はもう少しこっちかな、とか、第一関節をもっと曲げなきゃいけないな、とか、もっと爪を切らなきゃだめだな、ということに気がついてくると思います。

特に爪を切るということはとても重要です。

爪を切るだけで解決される問題って想像している以上に結構あるんですよね。

例えば、オープンコードCコード。

押さえた時に「1弦開放の音が出ない!」という方って結構多いと思うんですけど、2弦1Fを押さえている人差し指の爪を切ってしっかり立たせて押さえるだけで解決できることが多いです。

人差し指を立ててトンネルと作る、というイメージですよね。

どうやっても押さえられないコードが出てきた時はここを1つのポイントとして実践してみるといいと思います。

それでも押さえられない時は「なんとな〜く」の精神でOKです。ギターには「なんとな〜く」という気持ちがめちゃくちゃ大事です。

■コードの基礎理論とアレンジテクニックはこちら

 

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