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受注生産のシールドとケーブルスリーブのお話

札幌のエフェクターボード製作屋、ヘルニアエフェクトボードデザイン根尾です。

ようやく2年目にしておじぎそうの花が咲きました。

朝にふやーんと咲いて数時間後にピッとする。再びふやーんと1日で短命に終わっていく花、葉に触れるとおじぎするのに茎にはトゲっていうなんともロックな植物です。

さて、今回は受注生産で製作させていただいておりますシールドのお話。

受注生産ゆえに長さは切り出し 432cm など、1cm 刻みでも OK、プラグの形状も S-S、S-L、L-L などもちろん自由です。

ちなみにご依頼が多いのは 2m、4m の偶数組です。

シールドは最近は BELDEN でのご依頼が多いです。

オプションとしてケーブルスリーブ仕様も可能です。

スリーブをかけると直進性がすごいことになります。

まっすぐ伸ばして這わせることでしっかりそこに居座ってくれる、そんな感じになってくれます。

目立つシールド、目立たないシールド

ケーブルスリーブの色は長さによってその都度要在庫確認ですがいろんな色があって激しくナイスです。

明るい色は暗いステージでも視認性が上がります。まず間違って踏んでしまうことがなくなるでしょう。

逆に目立ち過ぎるほどのカラーもありますので静かなこだわりの主張、黒系も渋いです。逆に。

こんな風に被せていきます。

ワイヤレス用もたまに。

常設のケーブルとして

ケーブルスリーブをかけたシールドは流れのままにおいてあげるとそこに居座る、この特性はインターフェースからモニタースピーカーなど、常設の部分に使用してあげると、うまいこと這ってまとまってくれていい感じになるんですよね。

ですが長さをきちんと合わせないと余り分がなかなか言うことを聞いてくれないというデメリットもあります。

もう一点、これもアレですがラッカー塗装の楽器でシールドをくるっとストラップにかけてボディに長時間触れていると塗装がゴムでヤケてしまうのを防ぐ効果もあります。

ただし、スリーブはやや硬い素材なのでボディと強く擦れてしまうと良くないことが起きなくもない気がしないでもない、なんとも言えない部分です。

だんだんおすすめなのかなんなのかわからなくなってきましたが楽器や機材、ストラップと合わせてシールドもカラーを合わせられるっていうのはいいですよね。

ちょっと在庫状況は不安定な最近ですが、そんなスリーブのお話でした。

★ おまけ ★

おじぎそうの花(ピンク)、右は前日咲いていた花のなごり、下の緑がつぼみ。

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★ 2022年に製作させていただきましたギタリスト高橋 克 様のエフェクターボードを  「こちら祇園二丁目濱田製作所 様」にてご紹介いただきました。ありがとうございます。HELL NEAR EFFECT BOARD DESIGN 製のエフェクターボードの音がご本人様の演奏で聴けます。

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『全都道府県に製作実績を』を今後の目標にしておりますので、日本全国よりご相談、製作のご依頼、心よりお待ちしております。フォローしていただけると大変嬉しいです。よろしくお願いいたします。

根尾悠のヘルニアエフェクトボードデザイン

 

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