前に趣味でレリック加工をやってる人がいて、結構いい感じにレリックされてるから「コレってどうやってやったんですか??」って聞いたら、「おぉ、これか!これは3ヶ月ほど醤油に漬けといた!」との返答。
うーむ、生姜も入れといた方が良いですよ。
こんにちは、小岩ファンク河田健太です。
さて今日もレリック加工していきましょう。
冒頭の話ですが続きがあって、「今な、ブリッジは庭の土に埋めてある!」との答えも帰ってきました。
うーむ、追肥と水やりは忘れずに。
その後もこの方の家の棚からは、「ボリュームノブのコーヒー漬け」や「ピックアップカバーの紅茶漬け」など色んな物が出てきました。
うーむ、やってる事が料理研究家!!
でも実は僕も学生時代に真っ白のピックガードが嫌で、ピックガードのコーヒー煮と紅茶煮はやった事はあるんです。笑
結果は全然着色されないどころか、熱で変形して残念な感じになってしまいました。
あの頃は全然情報もなかったので、いろんな事を手探りでやってましたね。
今ネットで検索してみると紅茶染め出来るとの情報もあったので、漬けておくと良い感じになるのかもしれませんね。
良い匂いになって癒し効果もありそうです。
カモミールティー漬けなんかだと寝る前に弾くと良く寝れそう。笑
もう少しまともに!?プラスチックに色を付けたい場合、こんな物があるんです!
デデン!
樹脂用の染料です。
これでピックアップカバーやボリュームノブなどを染める事ができます。黄色や茶色などを混ぜて好みの色を作ってみてください。
20年位前にやったものですが、こんな感じで染まります。
結構キツイ臭いがするので身体には良くない液体なのでしょう(笑)。もし自分でトライされる際には換気には気をつけてくださいね。
おっと!
これは今思い付いたのですが、この薬剤を使えばポリ塗装のギターも染める事ができそうですね。
ボディ全部はマスキングとか下準備がかなり大変そうですが、「ちょっと汚したい!」という事ならかなり効果的かもしれません。
ちょっと分かりにくいですが、このピックガードもフチの部分が真っ白だったのでスプレーガンで着色剤を吹きました。
なかなか良い感じです。
それにしても、今後のギター業界はどうなるんでしょうね。ローストしたギターがある時代ですからね。
低温で2ヶ月間熟成させた「熟成ギター」や、音が良くなると言われる菌を付けて発酵させた「発酵ピックアップ」などが出て来てもおかしくはないですよね~。