札幌のエフェクターボード製作屋、ヘルニアエフェクトボードデザイン根尾です。
先日ですね、普段エフェクターボードの暗いところとか、ギターのキャビティの中とか、ハコモノの中を覗きたい時なんかに使っているペンライトがリペア中の夜中に点かなくなってしまい困ったな、と。
単4電池も在庫持ってないしなーとそこそこ困ってたのですが、ふと、「あ、アレでいけるな」と思い出したわけです。
製作やリペアに限らず、いろんな緊急事態時に役立つモノってキャンプ用品でまかなえると思うんですよ。
去年の忘年会で会ったギター弾きの方もキャンプやってみたいんですよねー、と言っていたので楽器関係でも日常でも活きるモノなら買っても損ないんじゃないか、楽器練習にも役に立つキャンプ用品、今回はそんなお話を少し。
エフェクターボード、とくにスイッチャーはボードに固定してしまうと入出力の表記が見づらくなってしまうものもあるんですよね。そこでライトで照らして確認することが入れ換え時にはよくあるんです。
そのためだけではないですがペンライトを常備してるというのは、先のお話のとおり。
あ、ライト別にある、と。キャンプの時は明るいのはもちろん、小さいのがベスト。
小さ過ぎて忘れかけてたライトがこちら(左上)です。右のは普段用(電池切れ)。
キャンプ時は闇夜の中、トイレに行く時の必需品になりますね。「照らす」という行為は同じですのでリペアでも充分過ぎるほどに活躍してくれます。
唯一の注意点はキャンプ向けのライトは点滅モードがある、ということでしょうか。リペア中にコレになるとや、やめてくれーとパニクりますが、スイッチに触らなければ大丈夫です。
軽く触れると点滅モード、このスイッチ、無駄に微妙なタッチが要求されます。
メーカーさんによってはライトを白の他、赤や青に光らせることができるのもあります。
真っ暗なキャンプ場で使っても周りにさほどまぶしがられない、というモノですが練習中に部屋を暗くしてこの赤や青のライトだけで照らすとムーディーになるわけですね。それだけでなく暗いステージの予行練習にも使えます。
リペアもなんも関係ありませんが、練習する時や仕事中にコーヒー飲む習慣ある方、多いんじゃないかなーと勝手に思っていますが、私もその一人で。
北海道、とくに私の作業部屋は実に寒いので普通のマグカップにいれていると一気に飲むものでもないので数曲弾いたらもう冷めてしまうんですよね。
そんな時もキャンプの時に使っているカップで解決です。そう簡単には冷めない、ちょっと重めなので多少なんか引っ掛けてもこぼれにくい、長年使っていますが、すげぇな、コレと常に思っています。
夏場は遠方のキャンプ場の朝に淹れて、飲みながら帰っても家までたいして冷めはしないっていうのも重宝してます。YETI マジすごい。
イスに座って弾く、床であぐらで弾く、立って弾く、楽器を弾くにもいろいろありますが座り中心の方にはチビマットがおすすめです。デスクワーク時にもあると全然違います。
夏場でもテントの中に直接座るとけっこうヒヤッと冷たいもんで。
これをひいて座ると別次元、当然硬いイスや床にひいて座るだけでも同じ効果が得られる、これはもうケツにかけるエフェクターなんですよ。(無理矢理)
私はちょっと変わってて他にないモノがあるこのメーカーさん、nemo equipment のモノが超好きです。
もう数年前になりますが、北海道で大きな地震があった時、電気が止まってまいったなとなったことがあります。住んでる部屋は今は違う意味で困ってるオール電化なもので。
そんな時もキャンプ用品で調理できたので食べるには困らなかったんですよね。
あの時は遠方から大丈夫ですか?とメールをいただいたり、いろいろな励ましをくれた方々、本当にありがとうございました。
そしてこれから一人暮らしする人にも基本キャンプ用品でまかなえると思うんですよね。
だいたいが折りたためて小さくなりますし、使わない時はコンパクトにしまえて部屋も広く使えたり、変なコピー商品買わなければ基本タフですし。
当たり前ですが何よりキャンプに行けますしね。ミニマリストにも最適なんじゃないかと思っています。早く春になれー。
今回はこんなですが普段の仕事内容は Instagram に載せていますのでチェックしていただけると嬉しいです。
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