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出音が変わるピックアップのかんたん調整方法

ラーメン情報ありがとうございます!また贅肉が増えそうです!

こんにちは、リペアショップ小岩funk河田 健太です。

「弦とピックアップの距離」

さて、ピックアップが奥さんのご機嫌くらい生活を左右する!ではなく、音に影響することはお話しましたが(話してない笑)、まず重要なのは今付いているギターのピックアップの性能をちゃんと引き出しているかどうか!ですよね。

弦とピックアップの距離を見てみてください。

弦から明らかに離れていたり近すぎる場合、キチンと弦振動を拾えていない可能性が高いです。

ピックアップと弦との距離を指定しているメーカーもあるくらい大事なポイントです。

基準としては最終フレットを押さえて弦とポールピースの距離が2〜3ミリ位を目安に調整するべきかと思います。

なんせ、ピックアップの出力は弦との距離に対して二乗で変わる(確か)でしたので、その事だけでも相当に音が変わるのは請け合いですね!

そこから好みに応じて距離を上下させる訳ですが、あまりに近くするとピックアップの磁石が弦を引っ張ってしまってサスティンがなくなってしまったり、振動がおかしくなってしまいます。

ピッキングの邪魔になるからと言ってかなり下げてあるパターンもありますが、音を取るかプレイを取るかの難しい所ですね。

 

「かなり出音のバランスが取れる」

ストラト系のピックアップだと6弦側と1弦側に高さを上下させるネジがあります。

リアピックアップは低音が弱いので6弦側を近づけたり、逆にフロントは低音が出るので6弦側を下げたりする人は多いです。

もうちょっと低音増やしたいとか高音増やしたいとか思ってる人はぜひネジを回してみてください!

ハムバッカーやP-90などは、そこの調整に加えてマイナスネジでポールピースの高さを変えれる様になっていますので、更に細かく音を作る事が出来ます。

「このネジってその為に付いてたんだ!」って人も多いのではないでしょうか?

こんな感じでたまにものすごく均等に揃っている場合があります。持ち主の几帳面な性格が出ています。

ぜひ積極的に高さを変えてみるべきです!笑

ピックアップを遠ざける場合、ネジが外れて落ちてしまったり、ゴムやバネが効かなくなってハウリングしやすくなる事がありますので気を付けて調整して下さいね。

これだけでもかなり出音のバランスを取ることが出来ます!

この調整はギターを壊す事もありませんし、かなりお手軽で効果的な調整ですのでおススメです!

皆さんやってみてくださいね!

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