How does it feel
How does it feel
To be without a home
Like a complete unknown
Like a rolling stone
こんにちは、自転車でずっこけて前歯3本折ったリペアショップ小岩funk河田 健太です。
まさに「ライク ア ローリングストーン」。ナット交換の要領で牛骨で歯を作ろうと思いましたが、やめました。
「How does it feel?」どんな気分だい?って?
ええ、ローリングストーンはなかなか最低な気分さ。
はい、そもそもピックアップとはどういうもんなんじゃい!?というお話ですが、エレクトリックギターのピックアップは弦(磁石に反応する物質)の振動をコイルと磁石によって電気信号に変換してます。
電磁誘導作用というやつです!中学でやった左手の法則のやつ!
ポールピース(磁石)の上を弦が動くことによって、コイルから電気が発生して音声信号となります。
磁石に反応する素材というのが重要な所で、試しにアコースティックギターの弦を張ってみると3〜6弦の巻弦は銅などで作られていますので、芯線の部分しか磁石に反応しません。ですので非常に音が小さくなります。
もちろんナイロン弦では全く音は出ません。
逆にピックアップを磁石に反応する物、例えばドライバーの先などで叩くとガンガン音がしますし、1秒間に440回振ることが出来れば440ヘルツ=ラ(5弦解放のAの音)がするという訳です。 ※1秒間に1回の振動が1ヘルツ
皆さんもどれだけ高い音が出せるか試してみてください!
1秒間に16連打の高橋名人でも16ヘルツという超低音(可聴範囲外ですね)。笑
20ヘルツ以上からが可聴域とされています。
鉄のピックをもってピックアップ上でエアー16連符速弾きしてブーンと音が聴こえたら・・・多分ギネス狙えます!
1秒間に20音符以上!山脇先生!BPMだといくつでしょう?
(BPM240の6連符で1秒間に24音!…合ってる?by山脇オサム)
話が逸れました・・・
素材としては、
■ボビン(コイルを巻き付けるもの)
■コイル
■磁石
だけですので、非常にシンプルなものです。
寺内タケシさんが子供の頃、電話のなんかを使ってピックアップを自作したという話を聞いた事があります。かなりクレイジーな子供ですよね。笑
(町の警報用スピーカーにつないで音を出したから住民が勘違いして全員避難した、、、という逸話!by山脇オサム)
ですので音を出すだけなら割と簡単ですが、良い音を出す!というのはなかなか難しいもんです。
磁石やコイルの素材もものすごい選択肢がある中で、最初にエレクトリックギターのピックアップを作ったレオフェンダーはやはり偉大ですね!
音が良くなかったらこんなにメジャーになってなかったかもしれないですもんね!