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フレットエッジの仕上げにも技がある

昔、弟(弟もギターを弾きます)と話してた会話を思い出しました。

「お父さんがcharでお姉ちゃんが村治佳織だったらいいよなぁ~」

こんにちは!リペアショップ小岩funk河田健太です!

 

「角度でプレイアビリティが変わる」

フレット交換の話もかなり大詰めとなってきました。今回はフレットエッジの仕上げのお話です。

フレット打ったあとは、まず余計な部分をニッパーでカットし、その後に指板から出っ張った所をヤスリで削ります。

そして、指に引っかからないように角度を付けて削るのですが、ここもかなり大事なポイントです。

大きく削るほど指に引っかからなくなるのですが、ビブラートをかけた時などに弦落ちしやすくなってしまうんですね。

ネックの断面図です。赤マル部分の角度の付け方でプレイアビリティがかなり変わります

ですので、お客さんのプレイスタイルや、弦と指板の幅などを見ながら角度を決めていく事になります。

そしてこの後、フレットの頂点が直線となるようにすり合わせとなります。

多少の打ちムラやフレットの誤差、指板の動き、いろんな要因で凸凹ができているので、そこを揃えていく作業です。

そして削りっぱなしだと角が立ってスライドで引っかかって痛い時がありますので、少し丸めたりもします。

 

「角を取ると弦落ちしやすくなる」

最近は端をまん丸にするのが流行っていますが、なんでもかんでも丸めればいいってもんじゃあないので、ケースバイケースで施工します。

丸めすぎると弦落ちしやすくなったりするので注意が必要です。特に角度を付けすぎないようにしないといけません。

角を取るのには、こんな工具を使ったりもしますね。

半円になっているので便利です。

稀に木が乾燥などで痩せてきて、フレットが指板から出っ張ってしまって手に引っかかって痛い!なんてギターに遭遇しますが、その時も今回のように削って丸めて・・・という修理をやります。

スライドした時にちょっと痛いとか、引っかかるとか感じる人は気にしてみて下さいね。

たまに「引っかかる感じがないと弾いてる気がしない!」みたいなM気質な方も見かけますが、血~でますよー!!笑

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