ブログコンテンツ

メイプル指板のフレット交換ってどんな感じ?

実は!!!

メイプルネックを燃やして、その煙で肉やチーズを燻製にする事ができます!!

こんにちは、意外とアウトドア志向の小岩funk河田 健太です。

メイプルネックで燻製を作った事はないんですけど、スティックならあるんですよ。昔スタジオやってたんで折れたスティックの利用法を考えてたんですよね。

スティックはヒッコリー、オーク、メイプルと燻製に適した木ばかりなので、折れたスティックはゴミ箱へポイしない方が良いです!(これホント)

 

「メイプル指板は再塗装が必須」

さてさて、メイプル指板のフレット交換の際のお話です。

メイプル指板の場合はほぼ指板に塗装がのっています。なので打ち替えの際は基本的に塗装を剥がしての打ち替えとなります。

メイプル指板の塗装はフレットを打ったあとに吹いてあるので、塗料の塗り方によっては剥がさずにフレットを抜くのは大変困難です。

塗装がかなり薄ければなんとか剥がさずに打ち替える事もできなくはないです。が前回書いた指板修正はできません。⇒前回の記事はこちら

ですので、メイプル指板は基本的に再塗装が必須となります。指板の塗装を剥がしてまた塗り直すと、基本的にはアップチャージとなってしまいます。

メイプル指板の不利なポイントの1つですね。

 

「再現可能。でも弾きまくってボロボロに!」

ですが、こういうギターの場合、指板だけピカピカなの嫌じゃないですか?

ボロい方がかっこいい!ってギターかジーパン位のもんじゃないですかね~。あ、あと人間か!明日のジョー的な。もしくはベジータにやられた孫悟空。

「なんでこんなボロボロなのに頑張れるんだぁうおぉぉお」ってなりますよね。

このギターの場合は塗装が薄かったので、なんとかうまくフレットを抜いて打ち替える事ができました。

指板だけ新品のようになってしまうのが嫌だなぁって言う人も多いですが、トップコートの色味を黄ばませたり、塗り方次第でそこそこ使われている感じに仕上げる事も可能です。

下の画像は、

・左:トップコートを着色して経年を再現したネック
・右:塗装剥離してフレット打ちを待つネック

です。

レリック加工もできなくはないですが、個人的には弾きまくってボロボロにして欲しいですね!

目指せ!ロイブキャナンのテレキャスター!!

 

■河田健太の完全メンテナンスコースはこちら

 

関連記事

  1. ネックがブリッジに対して垂直に付いているか
  2. 挟んで重ねて弱点を克服!?ラミネートネック
  3. ピックアップの巻数でサウンドが変わる
  4. ネックとボディの接着面が大事!
  5. 幻の?!56年製ストラトキャスター(ハードテイル仕様)の修理
  6. 弦の高さの基準って?
  7. 疑惑のレスポール
  8. フレットを見るだけでこんなことが分かる!

最近の記事

PAGE TOP