ビビってんじゃねーぞこのやろう!!
こんにちは、GWも絶賛作業中の小岩ファンク河田健太です。
ギターにおいての「ビビリ」とは振動などでよからぬ音が鳴ってしまう事をいいます。
「バズ」が出るともいいますね。
SNSなどやっている人は、「おれのギター、バズってる!!」などと言うとカッコいいかもしれません。
とにかくこのビビりと言う奴はホントに厄介なもので、1回気になったら最後、夢にまで出てきます。
よくあるパターンと対策を紹介しましょう。
・押さえた次のフレットにあたってビビってしまう
これはフレットが削れてしまったり、フレットの浮きによって次のフレットに触れてしまうパターンです。フレットすり合わせなどで解消する事ができます。
・チョーキングすると次のフレットにあたってビビる
ストラトなどRのキツい指板などで起こりやすく、12フレット付近のチョーキングで音詰まりするヤツです。
これのせいでビンテージタイプのストラトタイプは弦高が下げれないと思っている方も結構おられますが、ハイポジションのフレットすり合わせで解消する事ができます。
・ナットが削れて開放弦でビビる
ナットの交換が必要となります。
・弦高が低すぎて開放弦でビビる
弦とフレットの間に、開放弦での弦の振幅より広い隙間が必要です。
・ネックが逆反っている
開放弦は12フレット辺りがもっとも振幅が大きくなりますので、ネックが逆反りしていると弦とフレットの隙間が少なくなり、ビビりやすいです。
この辺でしょうか。
これらのビビりは、調整やフレットのすり合わせ、ナットの交換などで解消する事ができますね。
こんな感じで基本的には弦がフレットにあたってビビることが多いのですが、どんなに弦高をあげてもなんか鳴っちゃってるな~って事があります。
・ペグのナットが緩んで鳴っている
締めます。
・チューンオーマチックのサドルおさえの針金が鳴っている
交換もしくは、軽めの接着剤などで固定します。この辺は「そんなところが鳴ってるハズがない!」って感じで意外と盲点です。
あ!ここだ!ってわかると、ナゾナゾを解いた感じで色々スッキリします。ネジなどの緩みも要チェックです。
他にも厄介な例があったりするんですが、今回はここら辺で!