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ヴィンテージギターの秘密に迫る

こんにちは、小岩ファンク河田 健太です。

お客さんから、ヴィンテージギターって結局何が違うのか教えて欲しい!との質問がありましたので、あまり人が触れてないような角度かつ個人的な主観を交えて書いてみようと思います。

ヴィンテージギターの定義ですが、店や個人によって認識が色々あるんですけど、今回は1960年代半ばまでのギターとします。

まず、僕がヴィンテージギターに初めて触れたのは上京してギター製作の専門学校に通っていた時です。

入り浸っていたリペアショップがあり、そこでさまざまなギターやアンプに触れさせて頂くことが出来ました。

その時ヴィンテージに触れて思った感想は「うわ~、なんかわかんないけどええ音がする~」でした。

それらのヴィンテージギターは今まで自分が弾いていたものとは異質の、一種の魔力がかったとでも言うべき魅力を感じました。

ヴィンテージのレプリカとか、形や仕様を模した物が市場に出回っていますが、やはり全く同じだなと思える物には出会った事がありません。

いきなり料理の話になりますが、僕は美味い料理とは「素材、愛情、技術」の要素が重要だと思っていて、これらはかなりギターに通ずる部分があると思っています。

「200年前の魚が食いたい」

これは常々思っているのですが、200年前の魚って絶対美味しいと思うんですよね。

現在でもやはり水が綺麗な所の魚は美味しいですよね。

でも今はいくら綺麗といっても海と空は繋がっていますので、完全なクリーンは難しいと思うんです。

200年前なら工業汚染もなく、魚はめちゃくちゃ美味しかったんじゃないか!?という想像です。笑

「とにかく「素材」が違う」

何が言いたいのかと言うと、同じ場所で育った同じ種類の木だとしても、当時の木は手に入らない」という事ですね。

前にも話したと思うんですけど、明治生まれのひいおばあちゃんが死んで火葬された後に葬儀場の人が「骨がえらいシッカリしてる!」ってビックリしていたのを見て、人間もヴィンテージってあるのかもな~って思ったんです。笑

今は医療技術の発達で寿命は伸びていますが、人間そのものの素材ってどうなんだろうな~って。

ちょっと話はそれましたが、そんな感じで昔は資源も豊富で木の質も良い、今では手に入らないような木が使ってあるという事ですね。

実際のところリペアしていても、軽いのに堅い!?全然捻れたりしない、明らかに今はなかなかお目にかかれないような非常に楽器に適した木材が使用されているように思います。

ちょっと長くなりそうなので次回に続きます。

画像はヴィンテージギターに使われている素材の代表とも言えるハカランダを使った指板。1964年製。

うーん、木目もワイルド。

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