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レリック加工【金属パーツ編】

最近自分の中でチャゲアスブームが来てるんですよね。ASKAってこんなに歌上手かったんだ、、、。

店でBGMでかけてると「あ!チャゲアス良いですよね」とか言ってくる人多いんですよね。音楽人、意外とチャゲアス好きなんだな~。

余計な~ものなどないよね~。こんにちは、小岩ファンク河田健太です。

さて今回もレリック加工について。

だいぶボディの方はボロボロにして来ましたので、お次はこちら。

「金属パーツ」

そんなものどうやって使用感出してくの!?って感じですよね。

ギブソンは細かい目のスポンジヤスリ的なもので擦ったりしてますね。ライトな使用感がでます。

 

とっておきの必殺技

ハードな使用感を出すためにあえて錆びさせる事もできます。これを使うんですね。

エッチング液。エッチな液ではありません。

が!今から紹介する方法はあまりお勧めしたくないやり方です。

薬剤がかなり過激なもので処理が難しいという事もさる事ながら、金属を敢えて錆びさせて使うというのはあまりよろしくない事だと思うからですね。

リペアする側の観点からすると、錆びたネジなどの及ぼす悪影響を身をもって体験してますから。

やはりここは着色などで、おめかし程度にしておくのがベターかなと思いますね。もしくは錆びさせるとしたら、機能に影響を及ぼさない箇所が良いと思います。

このジャックのレリックはうちでやったものですが、ナットの周りの部分だけを錆びさせて、あとの部分は着色しています。

ネジもまた然りで、頭の部分は錆びさせてドライバーがあたる所は着色。この辺がプロっぽいですね。笑

ネジとしての機能はあくまでも損なわない技です。

よくオークションなどで売っていたりする、ネジ部分(木部に入ってる方)まで錆びさせてるやつ、あれは結構危険だと思います。

ネジ頭が潰れたり、腐食が進んで外せなくなる可能性がありますからね。

レリック加工って、ちょっと特殊メイクな感じですよね。

普通メイクって傷を隠したりポジティブな方向にするものなのに、わざと傷だらけにするっていう。

特殊メイクといえばもうすぐハロウィンですが、あれ、なんで女の子が傷だらけになってるんですかね。

女子にもレリック流行ってんのか!!?

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