小岩ファンク河田健太です。
よくギターのコントロールキャビティに基板が入って配線されているのを見かけるかと思うんですが、コレって音悪くなってんじゃね?と思われている方も多いのではないのでしょうか?
今回はそこら辺を検証してみたいと思います。
はい、こちらは1980年製のTOKAIラブロックLS60のコントロールキャビティ。
近年のギブソンレスポールなんかも基板の配線になってます。
なぜ基板が使われているのかと言うと、ご想像の通り「配線作業の簡略化の為」です。 パーツ一つ一つを半田付けするのはかなりの手間になりますからね。
丁度スタッフのみなみクンが、自分のTOKAI LS50は手を入れるとどこまで良くなるのか!?の改造計画の一環として、そこの部分をやってくれましたのでご覧下さい。
はい、この音が配線材から全て変更すると・・・
本人も言っていましたが、音は元気になり、良い感じの低音も出てきたとの事。 かなり変わりましたよね。
ちなみにこちらもTOKAIのストラトのアッセンブリーなのですが、
この真鍮の板でアースをとっていたのを取っ払ってそれぞれを直付けすると、音がすごくクリアになった経験もあります。
意外と簡単な事で音が良くなる可能性もありますので、この辺は自分のギターを要チェックですね〜!