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セットネックの問題点アレコレ

こんにちは。小岩ファンク河田健太です。

健康ブームに便乗して、体に良いギターってのを考えてます。

例えば、ネック裏がイボイボになっていて、握るとツボを押してくれるギター。キーによって押されるツボが変わります。

肩コリの時はAm、頭痛のときはCメジャー、あっ一緒か。ジャズの難曲でも弾こうものなら体が軽くなってしょうがない。

ギターが非常に重くて、置くと戦闘力が上がるサイヤ人的ギター。あ、それは普通に売ってますね。

んー、このシリーズ、無限にアイデアが出てくるな…。皆さんめちゃくちゃ暇な時やギター仲間と飲み会やってる時などに考えてみて下さいね。

前回まで説明してきたセットネック方式ですが、やはりデタッチャブルネックと比べてトラブルが起きた時の対処は大変です。

 

「セットネックの作業は手間がかかる」

フレットサイドの処理をするだけでも、デタッチャブルネックだと、ネックを外してクルっと回せば両端の作業ができるんですが、セットネックだとギター丸ごとグルっとしないといけません。

周りに置いた工具とかもいちいち片さないといけないので、結構な手間なんです。

まるごとひっくり返すのは結構大変です。
↓↓↓

セットネックギターを持ってる方!意外と気付かない人が多いかもしれませんが、センターずれしてるギターは結構多いです。まあ使える範囲内なのでメーカーも知らんふり、って感じでしょうね。

デタッチャブルネックだと、エイ!って直せちゃったりするんですが(この辺の内容は⇒以前の記事に書いてあります)、セットネックを根本的に直そうと思うと、ネックを外して角度を付けて再接着。いわゆる「ネックリセット」という事になります。

ネックのリセットはかなり大変なので、基本的にはブリッジ側の位置を変える事になります。軽度の場合、サドルの溝をずらしたりでの対応となります。

 

「セットネックがデタッチャブルネックに!?」

そんなには見かけませんが、ネックそのものが外れてしまうトラブルもあります。

これは、

・ギターそのものの接着の精度が悪いパターン
・夏の車内放置などで接着剤が緩んでしまったパターン
・倒してしまったりした時などに物理的要因で外れるパターン

など、色んなパターンがあります。これらはどれも非常に心臓に悪いですよね。

朝起きて、お茶だと思ってゴクっと飲んだのが「めんつゆ」だった時くらいビックリすると思います。これ、人生で3回位経験してるんですけど、僕だけですかね。笑(私は1回だけある by 山脇オサム)

めんつゆはさておき、ネック外れは割と大掛かりな修理になる事が多いです。間違っても自分でアロンアルファでくっつけてやろう!としないようにして下さい。

首の骨折れたら絶対病院行きますよね?そういう事です。笑

 

「転んでもただでは起きない」

これ幸いと、センターずれがあった場合はこういう時に修正するのが吉です。

僕は昨年転んで前歯が折れたのを治療した際に、悪かった歯並びが改善されたので、まあよかったかな、とポジティブに捉えています。涙

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