ブログコンテンツ

いとしのエリーをカバーしてみた

山脇オサムです。

「軽快なノリを意識してみる」

今日はカバーする時のフレージングについてです。

いとしのエリーをジャズ風に弾いてみました。

こういうカバーって、メロディそのまま弾いても個性が出ないので自分なりに味付けをするんですけど、冷静に考えたら本家の桑田さんの歌い方は味だらけですよね。

なんかパクチーみたいで、どんな料理でも最後にパクチー入れたらもうその味になっちゃうっていう。笑

たまに味が強烈すぎてなんの具材が入ってるか分からない時がありますもんね。やっぱりアーティストのこういう武器は最高にカッコいいです。

で、今回の僕なりの味付けは、、、うーん、冷静に考えるとそんなに濃い味付けはしてないですね。味噌汁に乗っける万能ネギくらいの味付けでしょうか。

最近食生活をかなり薄味で食べてるので演奏にもそれが出たのかもしれません。焼き魚にも醤油は絶対かけないですし、サラダもオリーブオイルだけです。

強いて意識した点を言うならリズムです。あまり4ビートにルーズに乗らずに軽快なノリを出すように弾きました。

このノリって奥が深くてルーズな方がカッコいい事がよくあるんですよね。

4ビートって「チータッタチータッタ」と跳ねたリズムなんですけど、そこにあえて「チータタチータタ」というノリを少し“もたった感じ”で弾くのも色気があるんですよね。

C調なちょい悪オヤジみたいな感じで。なんですけど今回は割と跳ねて弾いてます。まぁこれは好みの問題ですね。


「着地点は歌メロに!」

あとはやっぱ歌メロの影を多めに残すようにしています。

このバランスも好みの問題なんですけど、あまりアレンジしすぎると曲の良さがなくなるんですよね。

なので遊びのフレーズを入れたとして歌メロに着地するようにしています。

これ、結構ポイントかもですね。そこを意識するだけでもカバーアレンジは上手く行くと思います

スケールは基本Dメジャースケールです。

で、D7ではミクソリディアン、A7ではディミニッシュ、B7ではハーモニックマイナーP5なんかも使ってます。

なんか文章で書いても分からない!

やっぱり譜面ほしいですよね。誰か譜面に起こしてくれないかな。ご協力頂ける方がいればぜひご連絡を!

■レシピシリーズで唯一のジャジィなテーマ曲はこちら
(演奏動画の投稿が多い人気曲です)

 

関連記事

  1. タッピングの速さを上げる2種類のリズム
  2. プロにも効く究極のハッタリフレーズ
  3. 一瞬でJAZZに!必殺オルタードフレーズ
  4. リズムで手癖フレーズを変える!
  5. 【ブルース】マイナーペンタに1音足してコード感を出せ!
  6. 歌いまわしのセンスがヤバすぎるギタリスト「Vinai T」
  7. 実はここにも手グセがあった!
  8. 派手さを演出するビブラートの使い方

最近の記事

PAGE TOP