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簡単にフレーズの幅を広げるアイデア

山脇オサムです。

シンプルなスケールを色んな角度から攻める

ポール・ジャクソンjrBreezinも最高ですけどやはり本家のジョージ・ベンソンの演奏もエゲツナイくらいかっこいいです。

■ジョージ・ベンソン「Breezin」

サウンドが少しこもってるのでジャジィに聞こえますけど、フレーズ自体は結構ポップだったりブルージィなものが多いんですよね。ミクソリディアンも結構使ってます。

「いろんなスケールを使いまくる」というよりは「シンプルなメジャースケールをいろんな角度からアプローチ」しているのでフレージングアイデアが満載です。

音の選び方とかハモリを入れたオクターブ奏法とかフレーズのリズムとか。

どれか1つでも拝借すれば自分の手癖フレーズにも応用ができるのでかなり楽しいです。

繰り返しや半音ずらし

でも一番かっこいいと思うのはフレーズに「遊び心」があることです。

2:14や2:48からの同じフレーズ繰り返しや、1:48や2:19からの同じフレーズをそのまま半音ずつずらすアイデアとか。

とにかく聞いていて楽しいんですよね。

しかもこういうアイデアってそんなに難しいわけじゃないので練習すれば結構すぐできる、というのもナイスなポイントです。

同じフレーズをそのまま半音ずつずらすって今すぐでもできますからね。

それだけでジャジィになるし遊び心が出てフレーズの幅が広がるのでどんどん盗んでいいと思います。

できればハリーポッターに出てくる魔法使いが着てるようなコートも真似したいくらいです。

個人的には一般的な速弾きよりもジョージ・ベンソンの和音テクニックの方がはるかに難しいと思います。

聞いてる人からすると速弾きのほうが難しく聞こえると思うんですけど、実際にギターを弾いてる人からしたらこの和音フレーズがいかに難しいかがよくわかると思います。

ギターも上手いし歌も上手いし。

「天は二物を与えず」。

あれ、ウソですね。

正しくは、

「天が二物を与えるパターンもある。与えられた人はロングコートを着る」

です。

■オクターブ奏法はこちらでマスター※画像をクリック

「Chair on the sea」

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