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コードバッキングに使えるオブリフレーズ

山脇オサムです。

バッキングを弾く時にコードをじゃがじゃが弾くだけじゃ物足らない時ってあると思います。

コードの合間や歌のちょっとした隙間にエロいオブリを弾きたいとか。※オブリとはメインメロディとは別の装飾フレーズのこと

でもコードバッキングをしているのに急に単音でフレーズを弾くとサウンドが薄くなってアンサンブルに影響が出ることがあるんですよね。

ライブ中にベースの音が飛んでボトムがなくなるあの感じに似てます。(あれは焦る)

 

そんな時に使えるのが「ハーモニーでオブリを弾く」ということです。

ギターは弦が6本あるので「ハーモニーが作れる」というのが大きな武器です。

楽器単体だけではハーモニーが作れない楽器もあるのでここはギターの魅力を発揮するチャンスです。

僕がオススメのハーモニーのオブリは12弦を使います。例えばKey=Cの曲でCコードが鳴っている時に、

・1弦と2弦の8fを人差し指でセーハ
・音を出してそのまま10fへスライド
・ピッキングをせずそのまま8fへスライド

というオブリを弾くんです。

ポイントはスライドです。

ピッキングは最初の1回だけで、8fから10f、10fから8fのスライドをしっかりして音を繋げるんです。

このスライドがすごくエロい雰囲気を出してくれるんですよね。

どんなジャンルでも使えるんですけど、バラードで使うと最高にエロいです。

しっとりとしたバラードに乗せた艶のある歌。その歌のブレスの合間にリバーブ深めでこのオブリを入れる・・。カレーに入れるヨーグルトと同じ役目です。(深みが出る!)

 

オブリポジションの覚え方は簡単です。

その曲のキーのコード、CならCコードを6弦ルートEシェイプで考えます。いわゆるFの形ですね。このシェイプで捉えてその12弦から弾くだけです。

Key=Aなら6弦5fからはじまるAコード、ありますよね。

そのシェイプの12弦の5fから弾くんです。

12弦の5fを人差し指でセーハして音を出す。そこから7fへスライドアップしてそのまま5fに返ってくる。これだけです。

使うタイミングはやっぱりキーのコードが鳴ってるときが相性抜群です。CならCコード。AならAコード。

平行調が分かる方はそこでも使ってみてください。キーがCならAmが鳴ってる時、キーがAならF#mが鳴ってる時にも相性抜群です。

ハーモニーを使えるようになるとソロだけじゃなくバッキングにもかなり使えるのでオススメです!

■アドリブでハーモニーを作る方法はこちら
1・3弦を使ったパターンと1・2弦を使ったパターンをカラーダイアグラムで解説しています


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