CoCo壱のカレーにはドラゴンボールの単行本が最高に似合う。
こんにちは山脇オサムです。
第2回ギターのレシピコンテストの締切がもう目前です!⇒詳しくはこちら
ということでユーザーコミュニティにはたくさんの演奏動画が投稿されていますね。アドリブを入れる人もいれば完コピを目指す人もいて面白いです。誰が最優秀賞を獲得するのでしょうか!?
課題曲の「M-Blues」のクオリティを少しでも上げるにはどうすれば良いか、、、先日リリースした「基礎トレのレシピ(⇒詳しくはこちら)」を実践するだけでもかなり良くなるんですけど、ブルージィな感じを出すのにここはキメたい!というポイントがあります。
そう!
マイナー3rdの使い方です。
譜面にはH.Cと書いてあって「半音チョーキング」という事なんですけど、その半分のクォーターチョーキングでもOKです。要するに少~しだけ音程を上げるだけです。それだけでかなりブルージィになります。
普段話している言葉の最後に「ぜ」を付けるだけで妙に勢いが出るあの感じです。吹き替えだとザック・ワイルドが一番似合うやつですね。
ここでの注意点なんですけど、マイナー3rdを少~し上げたあとに元の音程に戻っちゃうと雰囲気が出ないんです。これ不思議。
少~し上げた状態で次の音に行くのがポイントなんです。
ちょっとした違いなんですけどね。印象はかなり違います。
このタブ譜で言うと赤枠の音。1小節目はA7に対してのマイナー3rd、2小節目はD7に対してのマイナー3rdです。
ちょっと上げた状態で次の音に行くとなかなかそれっぽくなります。
これをチョーキングと捉えるとどうしても「上げて戻る」ってやってしまうので、チョーキングではなく「ブルースの訛り」として考えたほうがいいかも知れないですね。
そこに正解の音程はなくて「ほんの少し上がるだけでOK!」という感じです。
この音程は鍵盤では出せないですからね。本当に「気持ち」の部分なんです。
青!赤!紫!というエリートなカラーではなくて「群青色(ぐんじょういろ)」なんです。笑
群青色…なんかいいですね。「カーキ色」に匹敵するくらいの渋みがたまりません。
ここがギターのいいところですよね!
コンテストにチャレンジしているみなさん、ぜひマイナー3rdに注目して演奏してみてください!
あ、マイナー3rdに注目するといいぜ!