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スウィープに使えるハッタリテクニック

山脇オサムです。

1020代のギタリストに人気のギター雑誌「GO!GO!GUITAR」の10月号に講師として登場しています。(2017年8月26日発売)

「使える!ギター小ネタフレーズ5」というフレーズの解説なんですけど、連動している解説動画があるのでご紹介します。

譜面や運指画像は雑誌に詳しく掲載していますのでぜひチェックしてくださいませ。(アルフィーの坂崎幸之助さんとmiwaさんが表紙)

 

「なんか上手そうって思わせるフレーズ」と言うオファーだったんですけど、「いかにハッタリでモテるか」を人生のテーマに掲げている僕の得意分野です。

さっきも散歩中の大型犬に「俺はビビってねぇぞ」とハッタリを効かせてきたところです。

今回解説した小ネタフレーズがこちら。

・開放弦を使ったロックなリフ
・ピッキングでサウンドチェンジ
・それっぽいハッタリスウィープ
・それっぽいジャジィなフレーズ
・セッションで使えるフレーズ

レシピユーザーさんにとっては「山脇っぽい!」と思う内容だと思うんですけど、僕の事をまだそんなに知らない方はぜひこの動画をご覧頂ければと思います。

僕的にオススメなのは4:32からの「ハッタリスウィープ」です。

6本の弦すべてを使ったスウィープなんですけど実際に音を出してるのは2~3音くらいなんです。笑

ほとんど弾いてないって言う。

でもちゃんとスウィープしてるように聞こえるんですよね。

そういう雰囲気を出すには「どの音を出すのか」が重要なんですけど、僕がオススメなのは最初と最後の音です。

今回で言うと1弦から始めて6弦に向かっていくスウィープなので、最初の1弦と最後の6弦の音だけ出すんです。

それ以外の2~5弦はしっかり弦を押さえるのではなくて「軽く触れておくだけ」のいわゆるミュートやブラッシングの状態なんですね。

ミュートのポコポコした音をしっかりとした実音で挟み込むことでそれっぽく聞かせる方法です。

大人のDVDを借りる時にそれだけじゃ恥ずかしいから「ショーシャンクの空に」と「ゴットファーザー」で挟み込む手法と同じです。

ミュートだけだとそのままミュートなんですけど、実音で挟むとミュートもなんか音が鳴ってるような感じがするんですよね。

もっとそれっぽく聞かせるにはピッキングが重要で、2~5弦はかなり軽く当てるようにするとなお良いです。

1弦をパキッと出した後に軽~く2~5弦をダララッと弾いて6弦の音をしっかり出す、こんな感じです。

このロジックを知ってるとなんて事ないんですけど、知らないと結構ハッタリが効くフレーズなのでオススメです!

他のフレーズもなかなか面白いのでぜひ楽しんで頂ければと思います!

お洒落度がアップしたハッタリお洒落フレーズ2はこちら


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