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いつもと違うフレーズを弾く方法

山脇オサムです。

タッピングからクラプトンまで

先日特典の撮影でペンタを使ったいろんなフレーズをやってみたんです。

それも全ての弦を使えるのではなくて1、2弦だけしか使わないんです。

そうやって制限をかけた上でどんなフレーズが弾けるのか!?というテーマです。

やる前は、

「結構退屈なフレーズになるんじゃないのー?」

なんて言ってたんですけど、アイデアを出してやってみると色々弾けるんですね、これが。

例えば和音の組み合わせで中国風なフレーズを弾いてみたり、スライドでワーミーみたいな効果音を出してみたり、開放弦を使ってキテレツな感じにしてみたり。

他にもタッピングを使ってハッタリを効かせてみたり同じ音をそれぞれ違う弦で弾いてトーンの違いでフレーズを作ってみたり。

布袋さんやクラプトンさんみたいに弾いてみたり。(やっぱクラプトンにさんはおかしい)

ペンタってシンプルなスケールなので似たようなフレーズになりがちなんですけどアイデア次第でいくらでも面白いフレーズができるんだと実感しました。

縦のスケールから横のスケールへ

やっぱりスケールって縦に移動する事が多いですよね。(1弦につき1音しか弾かない“縦フレーズ”ではなくて“縦移動”という事)

そうなると特にペンタは同じようなフレーズになるんですけど、そんな時に効果的なのが「スケールを横に展開する」という方法です。

今回のように1、2弦上をとにかく横に弾いていくんです。

単純に縦とは指遣いがまったく違うので手グセから抜け出せますし、自然とスライドが入ってくるので歌心のあるフレージングにも繋がります。

さっき紹介した開放弦やタッピングもカンタンに加える事ができるのでいつもとは違うフレージングにかなり使えるんです。

2弦を飛ばして3弦から一気に1弦を弾く、と言ったいわゆる「弦飛びフレーズ」もないので良い意味でメロディ幅がまとまるところもポイントです。

最初はポジションを目で追うので精一杯になると思うんですけど慣れればある程度感覚でできるようになすハズです。

ペンタに限った事ではないんですけど、スケールの捉え方を縦と横で切り替えると思わぬフレーズと出会えるのでぜひ挑戦してみて下さい。

■ペンタを横に展開するアドリブ方法はこちら

■解説動画はこちら

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