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苦手なフレーズを攻略するアイデア

山脇オサムです。

譜面上では合っててもカッコよくない

先日ちょっと難しいフレーズをレコーディングしたんですけど、やっぱりカッコよく弾くにはしっかりリズムを意識しないとダメだと改めて実感しました。

譜面上では合っててもそれを実際にカッコよく聞かせるにはちょっとコツがいる、という感じです。

そのフレーズというのがシャッフルリズムに対しての6連フレーズなんですけど、メロディラインが4つや5つの括りになってるんです。

正直めちゃくちゃややこしいフレーズなんですね。

リズムは6連でキッチリハマってるんですけど、メロディラインに耳が行っちゃうともうワケが分からない。

「わー!」ってなって思わずフレットを噛みたくなっちゃいます。

でも長年ギター弾いてる良くも悪くもそんな状態も弾けることは弾けるんです。

メロディラインもリズムも合ってるし。

おかしくはないんです。

でも、、、そういうフレーズってなんだかカッコ悪いんですよね。

ここは感覚の話になると思うんですけど、聞いてて心にグッと来ないんです。

フレーズ自体は合ってるのになんか違うんですよね。

蕎麦屋さんに行ったらめちゃくちゃ美味しかったのでどんな職人さんが打ってるのかなって覗いてみたらロボットが打ってて妙にテンション下がった、みたいな感じです。

蕎麦自体はしっかり出来てるのに誰が作ってるかで味の中身が変わる気がするっていう。

 

メロディ意識からリズム意識へ

だから、今度はメロディラインじゃなくてリズム重視で弾いてみたんです。

メロディライン括りじゃなくて完全に「6連符」という括りで捉えるんです。

なので練習方法としてはフレーズを6連符で区切って、その1つ1つの括りを単体で弾き込んでいく感じです。

こういう時に魔法の方法なんてないですからね!

近道して楽をしようと思ったらダメです。

日本昔ばなしでも近道をして幸せになった人は一人もいませんからね。

アナログで少しずつ意識を変えていくのが一番です。

そうすると頭の中が少しずつリズムの頭になっていきます。

こうやってリズムの頭に変えることで「ノリ」や「グルーヴ」が出てフレーズがカッコよくなったんですよね。

フレーズ自体は同じなんですけどどこを意識するか?というポイントが違うだけでフレーズの印象が変わるので面白いです。

なので上手く弾けないフレーズがある場合は、運指の練習も大事ですけど意識するポイントを変えてみるのもオススメです。

たぶんメロディラインに意識が行ってることが多いと思うのでリズム重視で弾いてみるといろんな発見がありますよ!

 

■サンタナ風のレッスンテーマ曲はこちら
指弾きや開放弦フレーズ、バイオリン奏法やタッピングを使ったフレーズが満載です。
⇒黒帯編はこちら

初心者の方はこちらからチャレンジしてみてください。
⇒白帯編はこちら

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