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ペンタはシンプルだからこそ難しい

山脇オサムです。

花粉症と風邪のタブルパンチを食らってましたけどなんとか立ち直りました。撮影が近いのでホッとしてます。辛いもの食べて汗かいて栄養ドリンク飲んで薬飲んで白目剥いて寝る。これに限ります!

■フレージングの奥深さ

月イチのレシピ2016年3月号のリードギターは多分これまでの教材で一番苦戦しましたメジャーペンタとマイナーペンタを使い分けて弾くという二刀流ではあるんですけど、やっぱりペンタってめちゃくちゃシンプルなスケールなので上手くやらないと“普通”になっちゃうんです。

普通にならないように考えながら、月イチのレシピに適した難易度に設定してしかもカッコいい!ってところに落としこむのに相当骨が折れました。

飲み会セッションに参加された方はご存知だと思うんですけど、僕がペンタを使って演奏するときって結構クセがあって、速いフレーズと中休み的な休符を組み合わせたスタイルなんです。

でもそれって“ニュアンス”的な部分がかなり大きいので譜面に起こせないんですよね。説明も難しいですし。

だからいつもの弾き方だと教材としては適してないんです。(逆にミクソリディアンとかだとメロディで遊べるのでラク)

ホントに途中スランプになっちゃって4時間なんにもフレーズが出てこない、なんてありましたから。

手癖でやっちゃうとダメなので、あーでもないこーでもないと唸ってましたけど諦めずにやってるとじわじわといい感じで出来上がってくるんです。

こういう試行錯誤をしているときが一番成長できるんですよね。「あ、今の超かっこいい!」とか、「こういう弾き方もできるんだ!」っていう発見がたくさんあって僕自身のフレーズストックもかなり増えました。やっぱりペンタはあなどれない!

「シンプル=簡単」という公式ではないってことが改めてよく分かりました。こんな感じで今月号のフレーズ1つ1つには僕の汗と思考魂が詰まってます。1音1音見逃し厳禁でじっくりと弾いて欲しいと思います!

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