ブログコンテンツ

アドリブのレベルを上げる2つの秘訣

どうも、山脇オサムです。

「コードの雰囲気を出す」

アドリブにもいろんなやり方があって、セッションのように最初から最後までアドリブで演奏することもあれば、曲の一部だけアドリブで演奏する場合もあります。

例えばドミナント7thと言われるコードやその曲を象徴するコード。

Key=CのあればG7のドミナントFmのサブドミナントマイナーなどです。

このコードにピンポイントに合わせてアドリブを仕掛けていくと、内容の濃〜〜〜いアドリブができます。

大事なのは、そのピンポイントのコードをできる限り使い倒すことです。

メジャースケール一発で弾けるからと言ってただスケールをなぞるだけではなくて、そのコードに合ったスケールを理解して、さらにそのコードのおいしい音を上手く使う、という感じです。

持ってる服を適当に着るのではなくて、

・美術館に行くなら紺色の細身のパンツ
・動物園に行くなら明細のハーフパンツ
・スケボーするなら茶色のDickies

みたいに場所の雰囲気に合わせる感じです。(なんとなくのイメージ)

昔、フェラーリやベントレーを売ってるCORNESという代理店にサンダルで入りそうになって「さすがにこれはダメだろ」と引き返した事があります。笑

で、服装を曲で言うと、コードトーンを使ったりチョーキングを使ったりマイナー3rdをいじってみたり、という感じです。

「使い倒す」と言っても弾きまくる必要はなくて、おいしい音を1音で良いのでじっくり弾くだけでものすご〜く効果的なんです。

その「おいしい音」はたいがい“コードトーン”なんですけどね。

曲を象徴するコードがより豊かに聞こえて、雰囲気も盛り上がってくるんです。

もちろんアドリブなので曲の雰囲気だけではなく自分の個性を出すことも忘れずに!

「次を必ず意識する」

そして、一部分だけアドリブをする時のポイントがもう一つ。

それは「次のセクションにしっかり入ること」です。

アドリブをしてると頭がそこ一色になってしまうんですけど、その続きが絶対にあるわけです。

Bメロの最後にアドリブをしたら次のセクションはサビ、みたいに。

そこにしっかりと合わせることができて、初めてアドリブが生きてくるんです。

遠足でも、「ちゃんと片付けて家に帰るまでが遠足!」とよく言われましたよね。それと同じです。

次のセクションにしっかり繋げてはじめて「アドリブ成功!」なんです。

なのでアドリブの時は、頭の片隅では次のセクションのことを考えている感じなんです。

ここが意識できると、アドリブだけじゃなくて全体の応用力やレベルがかなり上がるのでぜひ意識してやってみて下さい。(意識すると結構できます!)

しかもアドリブをした後にきっちりそのセクションに入れるとものすごく快感です。

これは実際にやってみないと体験できないと思いますけど、小さな達成感が確実にあります。笑

■オススメのレッスンはこちら

関連記事

  1. ニュアンスを磨くにはこの曲をコピーすべし!
  2. タッピングの速さを上げる2種類のリズム
  3. 歌いまわしのセンスがヤバすぎるギタリスト「Vinai T」
  4. リズムで手癖フレーズを変える!
  5. いとしのエリーをカバーしてみた
  6. 締めのコードがお洒落すぎました
  7. フレーズに自分色をつける方法
  8. メジャーペンタとマイナーペンタの違いを撮ってみた

最近の記事

PAGE TOP