山脇オサムです。
ペンタトニックスケールをかっこよく弾くにはなんと言ってもチョーキング!
なんですけどただ単純にベンドするだけではなく、チョーキングをした状態で別の音を弾いたりタッピングを入れるとフレージングの幅が広がってシンプルなペンタもグッとかっこ良く弾くことができます。
その中の1つでオススメなものを紹介します。
例えば、6弦ルートのAマイナーペンタトニックスケールで2弦8フレットを1音チョーキングした時、よーく見ると3弦も少しだけチョーキングされていますよね。(物理的にそうなる)
■この状態
その少しだけ上がってる3弦の7フレットをピッキングして、少しチョーキングされた状態の音を出してそこからチョーキングダウンするんです。
順を追ってみると、2弦8フレットを1音チョーキングします。
そして1音チョーキングした状態で今度は少しだけ上がっている3弦の7フレットをピッキングします。このときは2弦ではなくて3弦だけ鳴ってる感じです。
そしてそのまま3弦をチョーキングダウンして、その後に3弦5フレットに着地します。
■タブ譜はこちら
実際に聞いてみるとわかるんですけどニュアンス的にはかなりロックです。
なのでクリーントーンよりも少しだけ歪ませて、いや、結構歪ませて弾いてみるといいと思います。
2弦8フレットは薬指でチョーキングするんですけど、3弦7フレットは中指にスイッチして押さえるとやりやすいと思います。
結構特殊なフレージングなので最初は難しいと思いますけど、セッションとかで弾くと想像以上にパンチがあって「おお!」と盛り上がるので、時間をかけて練習する価値はあります。
ちなみにこのチョーキングで落ち着く3弦5フレットの音は6弦ルートAマイナーペンタのマイナー3rdの音なので、クオーターチョーキング(半音のさらに半音)を入れるとブルージィになります。