定食屋に入って鯖の塩焼き定食を頼んだら、半ナマで出てきました。それを言うと深々を謝罪をされ、(これサービスです…)と他のお客さんにバレないようにコソッと「冷やっこ」を2つ渡してくれました。
冷やっこは1個でいいかなー!笑
どうも、山脇オサムです。
「What’s going on」の歌メロを弾いたこの動画。
この動画の途中に歌メロを繋げるちょっとしたアレンジフレーズを入れてるんですけど、ポイントは「どんなフレーズを入れるのか」と言うよりも「タイミングよく歌メロに突入できるか」というところです。(0:42〜)
遊びのフレーズを入れつつも歌メロのリズムをなるべく崩さない、という事ですね。
これができると曲の幹がガッチリできるので安定感と説得力が出るんです。(スッと歌メロに戻れるとめちゃ快感)
そのフレーズの作り方なんですけど、実はすごく簡単です。
まずはどのタイミングでどの音を弾くのかを分析します。
「どの音」というのはもちろう歌メロの最初の音ですね。要するにゴールを決める、という事です。
このゴールのタイミングが分かったらそこにタイミング良く入れる様に逆算してフレーズを組み立てていきます。これだけです。
「言うのは簡単だけどやるのが難しいんだよねー!」と髪をクルクルいじりながらぼやいてはいけません。
これ、ゴールを決めると意外とできます。
こういう遊びのフレージングって何が難しいかと言うと「自由に作れる」というのが難しいんですよね。
自由って簡単そうなんですけど実は難しいですからね。
高校の時も「学生服を着る」という制限があるからこそその中で短ランとか長ランとか遊べるんです。僕らの時代は主にバギーだったんですけどパンタロンな学生ズボンもありました。笑
あれが「服装は自由!」って言われたら相当困ると思うんです。
それと同じで「ゴールが決まってる」という1つの制限があるから逆にフレーズが作りやすいんですね。
で、最初にゴールを決めるというのは別の言い方をすると「先読みしてフレーズを作る」ということです。ここがめちゃくちゃ重要です。(いやホントに)
「アドリブのレシピ〜メジャーブルースを攻略する〜」の7thセクションでも解説してるんですけど、先読みしてゴールを決めてそこを意識すると不思議とうまい具合にフレーズが調整できるんです。
ベストなタイミングより早めにそのゴールに近付いちゃったら周辺の音を弾いて足踏みできますし、逆にベストなタイミングに間に合わない!という時は弦を飛ばして一気に近づけるスキッピングや、スウィープを使うことで間に合わせることができるんです。
不思議なんですけど先読みしてゴールに向かっていくとこういうアレンジができる様になるんですよね。
そこがピタッと合うだけで歌メロを繋ぐフレージングの説得力はめちゃくちゃ上がるのでぜひ活用してみて下さい!