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弾けないフレーズの攻略方法

山脇オサムです。

押してダメなら引いてみろ!

指は動くんだけど妙に上手く弾けないフレーズってありませんか?

ノリとかフィーリングとか。

僕もちょっと前にあったんですけど、そういうフレーズってものすごく気持ち悪いんですよね。

何回やっても雰囲気にハマらない。

でも指が動かないわけじゃないんです。譜面上は完全に一致してるんです。

指はちゃんとそのスピードに付いていってるんですけどどうしてもシックリこないんです。

50回近く弾いて腕がパンパンになったのでその日は弾くのをやめたんですけど、次の日冷静になって意識するポイントを変えてみたところ、急に弾けるようになったんですよね。

ややこしいフレーズを弾く時って全体的に捉えるんじゃなくて目印みたいな感じで部分的に意識ポイントを作っておくと弾きやすい(と同時に覚えやすい)んですけど、それでも弾けない時はその意識ポイントがズレてるってことがあるんです。

バイクでも早く走ろうとするとアクセルワークばかり意識しがちですけど、実はブレーキングのテクニックを磨いたほうがコーナーまでの突っ込みが良くなって結果的に早くなったりするんですけど、そういうことなんですよね。

(山脇はモトクロスの国際ライセンスを持っているのだ!)

押してダメなら引いてみろ!引いてダメなら持ち上げろ!の精神でちょっと視点を変えるだけで色んなことが解決されるので面白いです。

 

意識を運指からピッキングへ移行

このフレーズで言うと、弾けない時はずっと運指側(薬指のハンマリング)に意識ポイントを作ってたんです。

最初はそこがフレーズ攻略のカギだと思ってたので意識して弾いてたんですけど、結局弾けなかったので翌日に意識ポイントをアップピッキングに変えたんです。

そうすると急に弾けるようになったんですよね。

「じわじわと」じゃなくて「急に」なんですよ。

「昨日の50回はなんだったんだよ!」と思わず奥歯でジムダンのピックをガジガジしてしまったくらいです。

それくらい意識ポイントって重要なんです。

指は動くんだけど上手く弾けないフレーズがある場合はぜひ意識するポイントを変えてみて下さい

運指やピッキング、リズムやダイナミクス、いろんなポイントがあるんですけど少し変えるだけで面白いことが起きるかもしれません。

なにも起きなかったらピックを噛み続けて下さい。

■手グセを脱却するブルースフレーズ集はこちら

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