山脇オサムです。
リリースから半年経った今でも人気上昇中のアドリブ教材、
「アドリブのレシピ 1645コードを攻略する」
〜山脇流メロディアスなアドリブ方法〜
1645というコード進行は「Stand by me」で有名なコード進行ですよね。
キーがAだと|A|F#m|D|E|というコード進行です。
セッションに行くと「軽くやってみようか」みたいな感じでとても気軽に演奏されます。
この超定番コード進行に合わせてどうアドリブを展開していくか、という事を解説しているんですけど、すごくシンプルなコード進行だからこそ奥が深いんですよね。
例えば、バットとボールとグローブとユニフォームを渡して「これでなんか遊んでみて」って言ったら9割以上の人が野球をやると思うんですよ。
でもバットとグローブだけ渡して遊んでみてって言うとほとんどの人が上手く遊べないと思うんです。
めちゃくちゃシンプルだからこそ逆に選択肢がたくさんあって難しいんですよね。
アドリブでも同じで、いくら指が動く人でも「さぁ自由に弾いてください」って言われたとたん弾けなくなったりします。
曲にもそれが言えて、4ビートでジャジィなコード進行だとジャズフレーバー満載に弾くし、8ビートでパワーコードズンズン系だと歪ませてロックなフレーバーで弾くっていう、ある程度曲が具体的だと弾きやすいんです。
でも1645コード進行みたいにシンプルなコード進行にあえて色を浸けないシンプルな8ビートでやるのは、逆に選択肢がたくさんあって「どう弾いていいの?」って迷っちゃうんですよね。
そんな時に僕がオススメしたいのが「メロディアスに弾く」ということなんです。
コード進行に合わせたフレージングをしてまるで歌のようにメロディアスに弾く。
1645コードにはこれがめちゃくちゃ合うんです。
雰囲気がピッタリなんですね。
これが出来ると本当にアドリブに強くなります。
で、メロディアスな部分を基盤にして色んなアプローチをするとフレーズ全体の説得力が上がります。
1645コードに合わないような速弾きや奇想天外なフレーズばかり弾いてると「全然合ってない」という印象になるんですけど、安定したメロディアスなフレーズがしっかり基盤にあると「面白い!」という印象になるんですよね。
ここがすごく大事です。
コード進行に合わせたメロディアスなアドリブにはこんなパワーがあるのでぜひ実践してみてください!
■1645をメロディアスに弾くアドリブ方法はこちら