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歌メロをカバーする時のコツ

山脇オサムです。

「歌のブレスを入れるイメージ」

マービン・ゲイの名曲「What’s going on」のメロディをギターで弾いてみました。

僕、こういうの大好きなんですよね。歌メロをギターで弾くっていう。

半音スライドや和音を使って元のメロディに味付けをするんです。

ラー油のような濃い味付けじゃなくて減塩ゆずポン酢くらいの味付けです。

ちょっとした事なんですけどメロディが良い感じに装飾されていくので好きなんです。

この歌い回しが僕の歌い回しなんですよね。

動画では解説してないんですけど、こういう演奏で大事なのはなんと言ってもタイミングとダイナミクスだと思います。

きっちりしたインテンポのタイミングではなくてちょっと“のりしろ”を持たせるというか。

こののりしろがリズムの「間」になって、その「間」に歌で言うブレスが入ってくるようなイメージなんです。

これがエロさにも一役買ってるのは間違いないので「音数を入れすぎない」というのはいつも意識しています。


「弱く弾くことの最上級は弾かない」

あとはダイナミクス。

強いところは強く!弱いところは弱ーく、、。

その違いを結構ハッキリさせるように弾いてます。

歌で言うとシャウトと囁きのイメージ。シャウトってなるとディストーションな感じがするので腹式呼吸で思い切り声を張り上げる感じでしょうか。

それをピッキングで再現するんです。どっちかと言うと、弱く弾く方に意識を持った方が良いかも知れないですね。

弱く弾くことの最上級は「弾かない」という事なのでそこに違い感覚でやるとなかなかエロくなると思います。僕ももっとエロくなりたいので練習練習ですね。

KeyはEなのでEメジャースケールを基本に考えると歌メロもコピーしやすいですし、歌の合間のオブリも考えやすくなります。

有名曲に合わせて弾く、というとコードに行きがちですけど歌メロを弾いてみるのもかなり楽しいのでオススメです!


■「What’s going on」のような定番コード進行の耳コピ方法はこちらで解説しています

ルート音の見極め方や色んなコード進行パターンを身に付けるとコード進行の耳コピの精度は一気に上がります。
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