山脇オサムです。
キレのあるサウンドには素早いストロークが必要!と口が酸っぱくなって唾液が止まらないくらい言ってますけど、もちろんエレキギターだけではありません。
アコースティックギターにも当てはまります。もっと言えばストロークのできる楽器であればなんだって当てはまります。
その良い例がこの動画の1:25からです。(該当箇所から再生します)
ウクレレ奏者のジェイク・シマブクロさんのストローク。
これ、ストロークが遅いと絶対に出せないサウンドなんですよね。
ハイブランドな楽器だから出せるとかそういう事じゃなく、「弾き方」の問題なんです。(それが技術!)
ポイントは「手首のスナップ」を使うこと。これが素早いストロークの基本でありコツです。
支点を肘の1点だけにするとこのスピードって出ないんです。肘も支点にしつつその先の手首も使うことで一気にスピードアップできます。手を洗った時に「ブンブン」と手を振って水を振り払うあの感じですね。
1:25からずっと16分でストロークをしているんですけど、1:43から一瞬だけ6連の超早いストロークが入ってます。
このリズムの変化、僕、大好きなんですよね〜。4速でゴリゴリスピード出てるのにそっから5速入れるの!?みたいな。
僕、モトクロスライダーだったのでよく分かるんですけど、コーナーが迫ってきてるのにもう一発シフトアップさせるのはめちゃくちゃ度胸がいるんです。5速から2速に切り替える手間も意外とタイムロスしますしね。
ちなみに2拍目と4拍目のタイミングに強めのブラッシングを入れて、リズムをキュッと立たせています。
2拍目と4拍目ってドラムの「スネア」が入る場所なので、ノリを一番分かりやすく表現できるポイントなんですね〜。
特にこの動画はドラムがいないので、リズムの締り具合がよく分かります。その辺も聞いてみると面白いですよ。