山脇オサムです。
5月1日に新レシピ「ペンタ小技のレシピ」をリリースしました。
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以前ユーザー専用コミュニティでミュートについての投稿があったのでちょっと解説してみましょう。
ミュートには大きく分けて2つあります。
・音のサステインを切ってタイトにするミュート
・運指側で音を出さないようにするミュート
どっちもむちゃくちゃシビアなテクニックで、1mm動かすと完全に違うシロモノになっちゃうんです。
音をタイトにするミュートは「ブリッジミュート」といいます。ブリッジの上に手を置いて弦に軽く触れます。
ポイントは「強さ」ではなく「距離」で調整することです。
手をグイッと弦に押し付けるのではなく、ブリッジの真上や、、、
3mmくらいネックの方に寄せたところ、、、
こんな感じで調整するんです。本当に1mmの戦いなんです。
実際にやるとよく分かるんですけど、ブリッジに近いところだとそんなにミュートはかかりません。
実音はちゃんと鳴ってるんだけど、微妙にサステインが削れてるという感じです。
逆に3mmくらいネックに寄ると、完全にミュートがかかってかなりタイトになります。
なので「ディストーションのパワーコードをブリッジミュートする」と一口で言っても、
・完全にミュートしてタイトにズンズン言わせる
・ミュートをあまりかけずに音を暴れさせる
というコントロールができるんです。なにげに深いんですね、ミュートって。
ピッキングの強さや角度によっても音が変わるので、自分好みのミュートポイントを研究しておくのがなにげに重要です。