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個性的なチョーキングとピッキング

山脇オサムです。

ハイポジの連続チョーキング

チョーキングってすごくエレキな感じがします。

特にアコギでは出せないようなハイポジションでのチョーキングは「エレキならでは!」という感じ。

ここを連続して弾くとめちゃくちゃクレイジーなんですよね。

そんなチョーキングがこのセッションで炸裂してます。5:05から!)

エリック・ゲイルズ&ランス・ロペス

僕の大好き、ブルース炸裂なエリック・ゲイルズです。

エリック・ゲイルズって結構ハイポジでチョーキングしまくるんですよね。

しかも固いサウンドで。

カッチカチのギュインギュインなもんだから聞いてる方も思わず眉間がギュインギュインです。

チョーキングだけで弾くときの利点はなんと言っても指板を見なくても音程がコントロールできるところです。

しかも味を出しながら。

1音チョーキングだけだと幅が狭いんですけど1音半くらい上げるとかなり面白いですよね。

逆に2弦だけチョーキング専用の弦としてチューニングを下げておくと2音半くらいのチョーキングはできるようになるのでハッタリには持ってこいです。

「やばいギタリストがいる・・チョーキングのためだけにチューニング変えてるんだって・・」

って話題になること間違いなしです。

あだ、不便なことも間違いなしです。

エコノミー的なピッキングなフレーズ

注目なのは3:10くらいのエリックゲイルズのピッキングです。(右の人)

一筆書きで一気にピッキングして1弦につき1音出す、いわゆるスウィープピッキングでもなくて、ダウンやアップを2回連続一筆書きでやるエコノミーピッキングでもないんですよね。

なんて言う弾き方なのかよく分からないんですけど、エリックゲイルズってこの弾き方をするんですよね。

エコノミー的なんだけどピッキング的にはそこまで速くなくて、そのかわり1弦につきプリング込みの2音を出してるっていう。

だからフレーズが異様に速いんですよね。

ピッキングする度に隣の弦に着地してるって考えるとアポヤンド的な解釈かもしれないですね。

「アポヤンド的な解釈・・」

譜面も読めない僕が絶対使ったらいけない言葉ですね。

カッコいいかなと思って思わず使ってしまいました。

奏法名は分からないですけどカッコいいってことは分かります。

エリックゲイルズの場合は弦が逆転してて(右用のギターをそのままの弦セッティングで弾いてる)、ダウンピッキングをするとフレーズが下降していくのでプリングが使えるんですけど、普通はダウンピッキングをすると音程が上がっていくのでどうしてもハンマリングになっちゃうんですよね。

弦を逆転させているからこそのフレーズかも知れませんね。

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