山脇オサムです。
■Foo Fighters「Monkey Wrench」
何回聞いてもカッコイイですよねー!
ジムで走ってる時はテンポ的にピッタリなのでこの曲を爆音で聞いてます。(結構マジで走ってる!)
この曲は「ドロップDチューニング」といって6弦だけ1音下げてDの音にしてます。
パワーコードが押さえやすくなるのでこの曲みたいにローコードでの展開が早い時にはかなり使えます。
個人的にはレギュラーチューニングより低い音域が出るというメリットよりも、パワーコードが押さえやすくなるというメリットの方が大きいと思いますけどね。
そして気になるイントロリフです。
普通の単音の音よりもちょっと暴れたサウンドになってますよね。(こういうサウンド好きだー!)
これって2つの音が混ざってる音なんです。
■タブ譜
3弦のメロディラインと2弦の開放弦を1本のギターで弾いてるからこのサウンドになるんですよね。
1本のギターで弾くって言うのが重要で、2つの音を別チャンネルでそれぞれ録って同時に再生してもこのサウンドにはならないんです。メタルチックな上品なハモリになるんですよね。
ちょっと潰れたロックで荒々しいニュアンスを出すには同時に弾くのがオススメです。
僕もラウドなバンドではこの手法でリフを作ったことがあります。
ボーカルから「もっと勢いが欲しい」って言われたので単音のメロディラインに固定の音を追加したんですけど、1音で弾くよりヌケが悪くなるのでサウンドメイクがムズい!あまり歪ませないようにしてました。
Key=Bの曲でなので一緒に鳴ってる2弦開放弦の音もB!という事情も知っておくとグッドです。
奏法的には全部ダウンで弾くとサウンド的にも勢い的にもかなりいい感じになります。
オルタネイトで弾くとダウンは3弦が強調されるしアップは2弦が強調されちゃうんですよね。このリフは3弦がメロディラインで2弦が味付けなので常にダウンで弾いてバランスを取った方がいいと思います。
まぁデイヴ・グロールはオルタネイトで弾いてますけどね。笑
俺なら絶対ダウンで弾く!