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なぜダウンストロークを多めに使うのか!?

札幌で開催したレシピユーザーさんとのオフ会。その2次会で行ったBarで葉巻デビューしました。

どうも山脇オサムです。

 

「仕事中は危険なポール・ジャクソンjr

今日はポール・ジャクソンjrです!

ポールさんは、フレーズも面白いしグルーヴもカッコいいしバンドプレイも凄まじいので、1回再生するとついつい最後まで見ちゃうんですよね。

これは僕の中で“あるある”なんです。

YouTubeを開いた時におすすめ動画でいろんなギタリストが出てくるんですけど、ポールさんをクリックするとしばらく動けないんです。じーっと見ちゃうんです。

なので仕事中は絶対クリックしないようにしてます。

で、この動画で紹介したいポイントが「オクターブ奏法のストローク」です。※該当箇所から再生します

 

後半にはよだれが出そうなくらい派手なフレーズがたくさんあるんですけど、そこではなくあえてオクターブ奏法のストローク!玄人のにおいがプンプンしますね。

詳しく言うと、「ストロークがオルタネイトじゃない」ところです。

オルタネイトというのはダウンとアップが必ず交互にくる奏法なんですけど、ここではダウンをかなり細かく使ってるんです。

 

「譜面上では同じだけど実際は違う」

理由はサウンドとグルーヴだと思います。

オクターブ奏法は、1オクターブ離れた音を一気に弾くのでダウンで弾くのとアップで弾くのとでは結構サウンドが違うんですよね。それを統一させるためにダウンを多めに弾く、という感じです。

で、グルーヴです。

これは小さなブラッシング、いわゆるゴーストノートを16分で細かく出す」というところがポイントです。

リズム的にはオルタネイトストロークで弾いたとしても同じ16分のリズムです。譜面上では。

でも、体感的にはダウンを主に使った16分と完全オルタネイトの16分ではノリが違うんです。

ダウンを主に使った方がすごく細かい16分になるんですよね。要するに、ドラムのハイハットを右手だけで16分に刻む感覚と同じなんです。

譜面上では同じことでも、実際にやってみるとこの2つはもの凄く違います。絶対にグルーヴに影響するのでポールさんもそう弾いてるんだと思うんですよね。

こういうポイントを知ってると、ちょっとした時に応用できるのでおすすめです。それにしてもリズムとタイミングが素晴らしすぎる・・・!

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