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フレーズのタイミングを見極める

山脇オサムです。

「超絶難しいタイミングのコントロール」

先日のレコーディングで「タイミング」にハマってしまいました。

リズムのタイミングって、遅いと重くなるし早いと軽くなります。

普段はそこまで意識することなく弾いてるんですけど、ミドルテンポから少しスロー寄りの曲の時はそこをコントロールすることがあるんです。

で、先日のレコーディングはまさにそこをコントロールしようとしてたんですけど、微妙なところでハマらないんです。

僕の理想は少しだけ軽めにしたいんですけど、どうしてもそこにハメることが出来なくて軽くなりすぎちゃうんです。理想よりほんの少~しだけ早いってことですよね。

じゃあもう少し遅くすればいいじゃん!って思うかもですけどこれが超絶に難しいんですよね。

僕の中ではエコノミーピッキング以上に難しい技術です。意識すると必要以上にブレちゃうし意識しないといつも通りになっちゃうし。

初めて彼女ができた中学生時代の休憩時間みたいな感じです。休憩時間のたびに会いに行くとしつこいし、かと言って全然会わないと「なによ!」って誤解されるし。

ちょうどいい男前のタイミングが分からないっていう。(でも楽しい)

 

「解決策は1テイクで録る!」

こういう時はオルタネイトストロークで弾くとタイミングをコントロールしやすいんですよね。

常に一定の上下運動をするオルタネイトを基準にできるので、微妙なタイミングのコントロールがしやすいんです。

ただ、今回のフレーズはオクターブフレーズだったのでサウンドの粒を揃えるためにはどうしてもダウンだけで弾かなきゃいけなかったんです。

オルタネイトで弾くとアップのタイミングに来る、いわゆる「裏拍」をダウンで弾くんですね。

理想のタイミングでハマると、ゆったりしたリズムの中にも軽さがあるグルーヴが出せるのでどうしても妥協はできません。

でもダウンで弾くウラのタイミングとかゲキムズなんです。

で、こういうのって何回もやると頭で考えるようになるので逆に理想からどんどん遠ざかっていくんですよね。笑

もうこうなったら抜け出せません。

別れた彼女と学校の廊下ですれ違う時に無意識になれないのと同じです。(でも楽しい)

だからここでの解決策は、事前に練習しまくって本番は1テイクで録る!これ以外にありません。

あー情けない。もっと練習しよう。そしてもっと男前になろう。

ちなみにレコーディングした音源がこちらです。

■この曲のレッスン動画はこちら

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