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ジェフベックからクラビサウンドを学ぶ

山脇オサムです。

「カッティングはこれをイメージ」

僕はギターで単音カッティングする時にいつも意識するリフがあります。

スティービーワンダーの「Superstition」です。

出だしのクラビネットのリフ。このフィーリングが個人的にめちゃめちゃ好きなんですよね。

サウンドも太いしエッジも効いてるし超ファンキーだし。

カッティングはこのリフを意識するんですけど、これ、ギターで再現するのが意外と難しい!

歪ませるとゴーストノートの効果が弱くなるしクリーンにするとクラビのエッジがなくなるしっていう。

なかなか深いんですけどこのライブで登場するジェフベックがもの凄く近いサウンドで弾いてます。

一瞬しかないのでよーく聞いてください。※該当部分から再生します

 

ホントに一瞬しか聞こえないんですけど、確かにギターのサウンドがしてますよね!?クラビもなってるけど絶対ギターですよね!?めちゃくちゃクラビに近くないですか!?

100人中5人くらいしか興奮しないポイントだってのは分かってるんですけどね。。。

思わず「おぉ!」と身を乗り出してこの部分だけを繰り返し見るほどの変態ぶりを発揮してしまいました。

 

「指でハジいてパンチを出す」

このサウンドどうやって出してるのかなって見るとジェフベックなのでやっぱり指で弾いてるんです。

少しリア寄りの方を。

確かにピッキングだと「ハジく」ことってできないのでパンチ的には薄いんですよね。

クラビみたいに1音1音にエッジを効かすには指でハジいてパンチを出すのが一番近いのかも知れないですね。

ジェフベックはそんなに強くハジいてないと思うんですけど、それでもピックとは違うサウンドになってます。

こうやって分析して「あ、なるほどね!」って発見することが大事なんです。

ここが分かれば今すでに弾いてるリフでも「ちょっとパンチがほしいから指で弾いてクラビな感じにしよう」っていうコントロールができますもんね。

■ファンキーなカッティングの練習に最適なレッスン曲

 

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