サッカーが盛り上がってますね。僕も見ますけど、スローイングのときに本来の場所からどんどん動いちゃうのを見ると「あれ?どこまでルール内!?」って思うんですよね。
どうも、山脇オサムです。
前回ご紹介したドイツ人のギタリスト、マーティン・ミラー。こんな動画を発見しました。
パットメセニーの「Travels」という曲をカバーしてるんですけど、ソロがかなりエロいです。
フレーズはもちろんですけどトーンがナイスですよね。
前半はティモテみたいにしっとりして、後半はトニックシャンプーばりにガッツリ弾いてます。例えが全然おもしろくないですけど気にしないでください。
後半はバリバリ弾いてるので印象としては“がっつりディストーション”な感じですけど、実はそんなに歪んでないと思います。
オーバードライブに“ちょい足し”くらいでしょうか。
普通に弾いたらここまで派手にはならないと思います。でもガツン!とした印象ですよね。
これってやっぱりピッキングなんです。ピッキングのダイナミクスでサウンドをコントロールしてるんですよね。
サウンド自体はスッキリしてるので、かなり「音抜け」も良いですよね。
でも、このくらいの歪みでここまで弾くのはなかなかの難易度です。それを少しでも楽に弾こうと歪みの量を上げると今度は音が潰れてくる・・・。
なんなんだこのトンチは?一休さ〜ん!!!
フレーズもカッコいいんですけど、スケール的にわかりやすいのは、
■2:38~2:46はGメジャーペンタ
■2:46~2:52はGミクソリディアン
ですね。
あきらかに前半はポップ、後半はブルージィですもんね。
やっぱりミクソリディアンという必殺カードを懐に入れておくと強いですね!ポップに弾くのかブルージィに弾くのか、というコントロールが自分でできるっていう。
ただ、ミクソリディアンスケールってポジションをそのまま弾いてもブルージィにはなりません。
スケールに「7th」というブルージィな音が潜んでるので、そのまま弾いてもブルージィになりそうなものですけど、全然雰囲気が出ないんですよね。
ブルージィに弾くにはポイントがあるんです。
そのポイントを解説したのが、「アドリブのレシピ~メジャーブルースを攻略する~」です。
ぜひ挑戦してみてください!