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逆アングルピッキングにも挑戦しよう!

山脇オサムです。

「大きく分けて3つのピッキングスタイル」

ピックの握り方は大きく分けると、

■順アングルピッキング

■平行アングル(フラットピッキング)

■逆アングルピッキング

と、あるんですけど細かいことを言ったらその中でも色々あるんですよね。

ピックの先端を少しだけ出してテクニカルに弾いたり、その逆に先端を大きく出して「しなり」を利用したり。ピック自体の固さや大きさもありますし。

大きく分けたピッキングスタイルで言えば、たぶん日本人のほとんどがピックを握り込む順アングルだと思うんですけど、それはハードロックとかメタルが日本では人気があったかららしいです。

だから、いろんなピッキングを試した上で順アングルになったというより、ギター始めて気が付いたらもう順アングルになってるって感じなんですよね。

もちろん僕もそうで、これまでずーっと順アングルで弾いてました。

弾きやすいですしサウンドもいいので何の疑問もなく弾いてたんですけど、10年くらい前にピッキングでのサウンドを考えるようになって、そこで初めて逆アングルに挑戦したんです。

 

「サウンドの変化に衝撃を受けた」

 

僕の場合はもともと好きな黒人ギタリストがいて、来日ライブの時にアドバイスを貰ったのがキッカケでもあるんですけど、逆アングルにはずっと興味があったんですね。

(キッカケはこの人!ブルーノスピート)

もちろん最初は弾きにくいです。「なんなんだこれは?」っていうくらい。

今までオーバースローで投げてたのにいきなりサイドスローで投げるようなもんですからね。なんなら左で投げてみたりして。角盈男じゃないんだからっていう。

でもすぐに「サウンドが良い!」ってことに気が付きました。

軽く弾いても弦にちょうどよく引っ掛かって音の立ち上がりがいいですし、マイルドの中にも輪郭がちゃんとあってめちゃくちゃいいんです。

アップピッキングも弦にほどよく噛むのでキレが出ますし、ストロークやカッティングにも最適なんです。

アップストロークのアクセントが付きやすいので、ファンキーな裏リズムもかなり活きてきますし。

これは結構衝撃でしたね。

ギターとかアンプとかじゃなくてピッキングでこんなにサウンド変わるんだっていう。

 

「1回挑戦してみよう!」

そこから練習して逆アングルの癖をつけたんですけど、みなさんにもぜひ逆アングルを試してみてほしいんですよね。

弾き心地やサウンドはもちろん好みがありますけど、「1回やってみる!」というのが大事だと思うんです。

最初は弾きにくいですけど、練習すれば絶対慣れます。そこは大丈夫です。

なので、そのまま逆アングルに路線変更というのも十分あり得ると思いますよ。

僕はラーメンでも1回ハマったらそのお店ばかり行くんですけど、それってすごく損してるんじゃないかって思うんです。もっといろいろ食べてから決めたほうがいいぞって。

いつもそう思いながらニンニクを大さじ一杯入れてるんですけどね。

何事も挑戦あるのみです。

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