ブログコンテンツ

ミニスウィープは我慢がポイント

山脇オサムです。

今日はミニスウィープについてです。

■レッスンテーマ曲「キャデラック/黒帯編」※該当フレーズから再生します

■タブ譜

「一気に弾く」にリズムを入れる

スウィープって言うとめちゃくちゃ難しいイメージがあるんですけど、「ミニスウィープ」であれば難易度的にはそこまで高くないのでぜひチャレンジして欲しいテクニックです。

しかもミニスウィープを入れるだけでフレーズの切れ味ってかなり上がるのでフレージングにもかなり役に立ちます。

今回のミニスウィープは2,3,4弦。

この3つの弦をダウンピッキングで一気に弾くのがスウィープなんですけど、この「一気に弾く」ところにリズムを入れられるかがポイントなんです。

ここがデタラメになるとフレーズの説得力は一気に下がります

「お洒落は足元からなんだ!」とか言ってお洒落な靴を履いてるんだけどよーく見ると靴下のゴムがビロンビロンじゃないか!っていうのと同じです。

「ゆっくりなスウィープで弾く」

効果的な練習は「テンポを下げてリズム通りに弾く」というやり方です。

当たり前な感じなんですけど、ポイントは「テンポを下げてもスウィープで弾く」ことです。

テンポを下げるとスウィープじゃないほうが弾きやすいんですけど、そこをあえて一筆書きのスウィープで弾くんですね。これがなかなか良い練習なんです!

スウィープピッキングは「ガッ」と弾くのでそこだけテンポが早くなりがちですけど、そこを我慢する感じです。

我慢してリズムに合わせて弾きこむことで、一筆書きのピッキングでもテンポキープができるようになるんです。

で、面白いのが、普通のフレーズだとテンポを上げるとどんどん難しくなっていくんですけど、スウィープの場合はテンポを上げてもそこまで難易度が上がらないんですよね。

一筆書きピッキングのスピードを速くするのは簡単ですし、スウィープの運指ってコードフォームを基盤にしていることが多いので指を速く動かす必要もあまりないんです。

文章でいうと伝わりにくいですけど実際にやってみると分かると思います。

難易度の高い料理を作る、というよりも、量を沢山作る、という感覚です。(逆に分かりにくい!)

身に付けるとフレージングにめちゃくちゃ役に立つのでぜひチャレンジしてみて下さい!

■「キャデラック/黒帯編」のレッスンはこちら

 

関連記事

  1. ストーリーのあるセッション
  2. 超ファンキーなコードカッティング
  3. 同じフレーズを違うニュアンスで弾く
  4. なぜダウンストロークを多めに使うのか!?
  5. ゴキゲンなバウンスを攻略する
  6. フレーズにパンチを出す指の極意
  7. ピッキングとスケールチェンジで攻める!
  8. 歪みサウンドでのピッキング

最近の記事

PAGE TOP