自宅近くの喫茶店にいたら外出先の嫁から「雨降ってきた!洗濯物!」とのLINEが。ダッシュで帰って洗濯物をしまう俺。
デジタルなんかアナログなんか分からん!!!
どうも、山脇オサムです。
演奏の幅を広げるために、0.12〜のフラットワウンド弦を張って演奏してみました。
弦も太っといし表面がツルツルだしサウンドがかなりマイルドなので、意識せずとも弾くフレーズが自然と変わるんですよね。ホント不思議です。
「あれ?こんな引き出しあったっけ!?」っていうフレーズが急に出てくるときがあります。
1500円で飲み放題の居酒屋と、一杯1500円するBarとでは話す内容が変わる、というのに似てる気がします。ちゃんとしたBarで下品な話したら怒られそうですもんね。正直ちょっとモテたいですし。
使ったトラックはKey=Dmなので、基本Dマイナースケール一発で弾いてます。全部アドリブなので途中で指が迷ってますねぇ。笑
あ、トラックはこれなのでぜひ弾いてみて下さい。
実は、弾いてるフレーズにはちょっとした仕掛けがあります。
実は、ゆっくりメロディアスに弾いてるところはDマイナースケール、速いフレーズはDマイナーペンタトニックスケールに分けてるんです。
スケールの話になるとややこしく感じるかもですけど、マイナースケールは7つの音でできてて、マイナーペンタはそこから2音減らした5つの音でできてる、というところだけ覚えておいて下さい。
例えば「焼きそば作ろう!」って時に、
・麺
・豚肉
・イカ
・エビ
・キャベツ
・もやし
・玉ねぎ
の7つの食材があるのがマイナースケールです。スタンダードな豚肉もあるし、イカとエビを使った海鮮系も作れます。いろんな表現ができるのでメロディックなフレーズにもってこいです。
一方マイナーペンタは「イカ」と「エビ」を抜いた、
・麺
・豚肉
・キャベツ
・もやし
・玉ねぎ
の5つ。シンプルな焼きそばしか作れません。でもここが重要なんです。
シンプルだからこそ〜〜〜迷わないんです!
できる事が限られてるからこそ、迷いなくスパパパン!と料理ができるんですね。
これがスケールにも言えるわけです。シンプルなマイナーペンタだからこそ、迷うことなく直観的に速いフレーズが作りやすいんです。
しかも、マイナーペンタを弾くときは1弦につき2音しか弾かない事が多いので(使える音が少ないから)、弦を移動した時のピッキングが統一される、というところも好都合なんです。
どういう事かというと、1弦につき3音弾く場合のピッキングは、
【1弦】ダウン⇒アップ⇒ダウン
↓
【2弦】アップ⇒ダウン⇒アップ
↓
【3弦】ダウン⇒アップ⇒ダウン
となり、弦を変えるたびにピッキングが反対になるんです。これが1弦につき2音だと、
【1弦】ダウン⇒アップ
↓
【2弦】ダウン⇒アップ
↓
【3弦】ダウン⇒アップ
となって同じ方向に統一されるんですね。これがなかなか効果的なのです!リズムキープもめちゃくちゃやりやすいですし!
ちょっと実践的ですけど、アドリブかます時はこう言った使い分けができると自信を持って弾けるのでオススメです!
ちなみにマイナーペンタにそっと溶け込ませている「♭5」は、焼きそばで言うと紅生姜ですね。紅生姜があるだけで1.5倍は美味しくなりますからねー!