山脇オサムです。
手癖フレーズを抜け出すにはどうすれば良いのか?という事を考えると、やっぱり効果的なのはフレーズやスケールの使い方をどんどん広げて、その切り口からフレーズを作ることだと思うんですけど、それとはまた違う角度で言うと、
「ピッキングではなく指で弾く」というのも1つのアイデアとして使えます。
フレーズはいつもの感じなんですけど「弾き方」だけを指弾きに変えるんです。
いつもは箸を使うんだけど、びっくりドンキーでライスを食べる時はフォークで食べるあの感じです。ライス自体は同じなんだけどその食べ方が違うという。
ちなみに僕は自宅で食事をするときは「ラーメン専用の箸」を使います。
指弾きって弱く弾いたり強くハジいたりできるのでピッキングよりも幅広いダイナミクスが出せますし、同じタイミングで複数の音を出すことができるのでいろんなフレージングができます。
その中でも1番のメリットは「弦をまたぐのが簡単」ということです。
例えば4弦と3弦を連続で交互に弾く時。
これをピッキングでやると結構難しいんです。
ゆっくりなテンポだったらすべてダウンピッキングだけで弾けるんですけど、速くなってくるとダウンとアップを使ったオルタネイトでやらなきゃいけない。
(4弦ダウン・3弦アップという感じ)
そうなると振り幅も大きくなるしノイズも出やすいので正確に弾くのが難しくなるんですけど、こういうときに指を使うと簡単に弾けるんです。
4弦を親指で、3弦を人差し指や中指で弾けばいいだけです。
振り幅も関係なくノイズもほとんど出ません。
実際にやってみると実感できると思います。(ここが大事!)
3弦を飛ばして4弦と2弦を交互に弾くという、いわゆるスキッピングフレーズも指で弾くとかなり難易度は下がります。
指で弾くとこれまで敬遠していた「弦をまたぐフレーズ」も自然と取り入れられるようになって手グセ脱却に繋がると思います。
完全に指だけで弾かなくても、ピックに指を追加する、というやり方もオススメです。
どっちかというとコッチの方が実践的かも知れません。
ぜひ挑戦してみて下さい!
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~Aマイナーペンタで攻めまくる~
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